裏ギリ少女/川崎中,TEL-O(Yatagarasu)

川崎 中
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 630
(2013-01-31)

第17回スニーカー大賞、優秀賞受賞作品。異能モノ、というよりは超能力モノといった様相。
主人公の高校生、小早川真春が星空ゆずきが交通事故に会うところに遭遇する。手をとり、「この子はもう、助からない」そう思った瞬間……というところから幕開け。
あらすじや口絵などで設定を少し見た時はSF色の強い、割と重めの話なのかなと思ったけど、読んでみると意外に軽い文体で、それが割と読みやすくスルッと入ってくる。個人的には、これがよかった。ヒロインである星空ゆずきの特異体質と、主人公の真春の軽い一人称の文体は上手く組み合っていたのではないかなーと。あまり文字が多くないのもあるけど、サクサク読めるのもいい感じ。
出てくる超能力が面白いなー。重複効果というのも面白い。普通に、なるほどなー、っと思っちゃった。とはいえ、2巻でどうしていくのか気になるところ。また、引きとして最後に出てきたキャラの登場と、その能力も気になるところ。
キャラ的には、アネさん一択になってしまっている感じなのが少し残念。アネさん可愛いし、芹葉星人とか双子妹とかいいい感じなこと、それ自体はイイんだけど、1巻だし、もうちょっと星空さんの可愛さを見たかったところ、というのは正直あったかも。とはいうものの、アネさんの可愛さはパなく。最早正ヒロインレベル。なつまちならカンナちゃんprprレベル。
ちょっと終盤はバタバタしてた感じだったように思うけど、全体的には楽しかった。なんとなく、だけど、2巻までがセットなのじゃないかと思ったり。そんなわけで続きを読んでみたい。

不本意だけどハーレムです。ただしネットに限る/伏見ひろゆき,仁村有志

SNSをネタにした学園ラブコメというところ。ピュラというアバターとか、仮想空間で色々イベントなどを行うという意味では、雰囲気的にはSNSというよりは、ネットを介したゲームに近そうだけど。作者さん自身、あとがきでネットを通じたバトルを描いた作品はたくさんあるけど、ネットを通じた恋愛を描いた作品はあまりないなぁという発想からきたものらしく、言われてみれば、確かにそういう作品あまりないなぁと。そういう意味では面白かった。
しっかりラブコメしてたし、展開もオチもお話としてはよかったと言えばよかったんですが……。んー、まぁ、個人的な好みなので許してもらいたいのですが、凄く控えめに言ったとしても、主人公のことが本当に嫌いで、とてもじゃないけどお話に入りこめなかった。主人公のことを好きになれないとか、好きとは言い難いとか、そういうレベルではなく、本当に嫌悪感を抱くレベルで嫌い。受けつけない。ヒロインのこともあまり好きとも言えず、本当にお話に入っていけず、ちょっと辛かった。ヒロインに関しては、最後の方で少し好きになれましたが。
とはいえ、先に書いたように、それを抜きにしてもサクサク読めるし、ラノベとしてはよかったんじゃないかと思います。なので、これは本当に好みの問題だと思います。自分には合いませんでした。
あと、表紙は凄くいい出来だと思います。表紙で買うのを決めたぐらい。表紙の出来は下半期でもベスト10に入れたいぐらい好きです。

問題児たちが異世界から来るそうですよ? ウロボロスの連盟旗/竜ノ湖太郎,天之有

来年1月からは、もうアニメが始まってしまう問題児シリーズ6巻!
ウロボロス。中二病に羅漢した人間には、竜とか蛇とかが自分の尻尾を喰んでる丸い輪になった図案がすぐに思い浮かびますね。不死とか再生の象徴みたいな。ウィキペディアとか見なくてもわかる中二無駄知識……!
さて、今回は表紙にも抜擢されているように、ペストちんメインの回。彼女がどんな人生を歩んでペストの魔王になったのか、そして、ノーネームに下った今、彼女が何を思うのかというところが描かれる。しかし、この表紙……パンツじゃないから恥ずかしくないもん? バカめ、パンツじゃなくても興奮するもん!
また、今回はジンくん回でもあった。ファンでもたまに忘れがちになりそうだけど、ノーネームのリーダーはジンくんなのですよね。今回は問題児たちに負けないかっこよさと活躍を見せてくれます。やー、めちゃくちゃかっこよかった。
そして、本当に少しずつチラ見せされる主人公である十六夜の正体。これ程(あくまでいい意味だけど)この人何なのと思われてる主人公も他にないのではないかと思います。読者でもこんなに思ってるんだから、同じ舞台のキャラたちはどれ程なのか気になる。
それにしても、問題児たちと黒ウサギの関係は本当にイイなぁ。クスリとしてしまうのはいつものことだけど、今回は下手したらウルッとするまであった。既に2本コミカライズがあるのにどうかという気はしますが、彼らを中心とした日常系4コマなコミカライズとかどうでしょうか、という気持ちになります。ハルヒちゃん的なの。
で、最後はどういうことやねん、とリアルにつぶやきかけた。あとがきでは次回は全面戦争とか書いてあるし、はよ、はよ7巻読ませて。次回予告には7巻は春ごろとか書いてある。春……。
天之有さんのイラストも素晴らしかった。パンツじゃなくても興奮するもん! の表紙もさることながら、今回は特に本文挿絵が凄くよかった。以前にも増して力強くなったというか、描かれたキャラの存在感みたいなモノが強く感じられて、迫力とか切迫感とかいったモノや、逆に可愛さとかほんわかとした空気みたいなモノをより感じて、読んでいてとても楽しかった。特に241頁の挿絵なんかは、これからの問題児シリーズがどうなっていくのか、とてもワクワクさせられる素晴らしい挿絵で、読み終わった後も何回も見ちゃいました。
そして、年が開ければアニメが放送されるんですね。いやー、もう大好きなシリーズだけに、期待と不安が完全に半々になっております。半々とはいえネガティブな感情なので、若干不安が先行気味ですかね……。不安が高じて、たまに、先程書いた241頁の挿絵の十六夜みたいな顔してますん。アニメ公式サイトのビジュアルの黒ウサギはとてもイイ感じなので、それを頼りに、あくまで楽しみにしてアニメを待ちたいと思います。

魔王と勇者の0フラグ/宮地拓海,日向悠二

宮地 拓海
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 600
(2012-09-29)

魔王くんと勇者ちんの牧場物語!
いやー、率直に言って楽しかった!
ジャンルとしてはラブコメか。物語の世界の背景にあるのはライトノベルには昔からある剣と魔法のファンタジーだけど、舞台はあくまで牧場である。あぁ、最近漫画やラノベに増えつつあるガチ農業とかガチ狩猟とか、そういう話ではないから、そこは注意しておきたいw
なんとなく、魔王が牧場主にジョブチェンジした感じかなーとか思った。そして、お話の展開的に、確実に魔王は退職前に引継ぎをしてないとも。……魔王、悪いやっちゃなーと思ったけど、そりゃ魔王だしな。寧ろ引継ぎとかやめてくれ、つーか魔王の引継ぎて何よ。……引継ぐもんじゃないとなると世襲制的なことになるだろうけど、よく考えたら、魔王の世襲制て何か凄く世俗的でヤダなw 魔王は当代一代限りがいいなー。
……あぁでも、忘れ形見みたいなのは逆に燃えるな。ドラゴンボールのピッコロとマジュニア的な。ラノベなら『棺姫のチャイカ』みたいな。
で、それに反して、勇者は世襲制というか血筋、みたいなイメージが強い。この物語でも勇者ちんはそういう血筋の生まれである。そういうのが自然と受け入れられるのは、自分の場合は多分にゲームの影響、つまり、ドラクエのロトだよなー。まぁ世代とかで色々あるかもしれんけど。ゲームだけでなく、漫画やノベライズも延々と読み耽ってたもんなー。
そんな……ってどんなだかだがw、そんな引継ぎをせずに恋に落ちて牧場主になった魔王と、正統的勇者の血筋に生まれた可愛い女の子のお話。
なんつっても、魔王くんと勇者ちんのやり取りにすんげーキュンキュンしました。ラノベ的なコミカルさと、児童文学かってくらいにほのぼのとした所もあるのだけど、それが逆に際立たせるというか。とにかく激甘だが、だがそれがいい。
少し力技な部分だったり、あまりにベタだったりする部分も正直感じなくもないが、個人的にはそれが圧倒的に許せる。それは魔王くんと勇者ちんのキャラの良さなのかなーとも思う。
また、挿絵を含めた画面のレイアウトやデザインに凝っててそれも凄く楽しかった。突飛なフォント弄りや挿絵芸はみたいなのはないのだけど、楽しく読ませるデザインで凄くよかった。開いてすぐの口絵もカラー漫画ってのもポイント高い。
続きも出るのは決まってるみたい。めちゃくちゃ楽しみです!

彼女たちのメシがマズい100の理由/高野小鹿,たいしょう田中

彼女のメシがマズくて、今日もメシがマズい!
メシマズラブコメとでも言えばいいのかw ジャンル的には料理モノになると思うんだけど、タイトルの通り美味しい料理の話ではなく、マズい料理の話を軸にラブコメが展開されてゆく。なんだこれw いやあ、これ本当に料理がアレで若干読むの辛くなるんだが、それでもサクサクと読めたと思うw
ヒロインは一応3人、幼馴染と親戚、幼馴染の友達で、それぞれ『メシマズ能力』を備えており、全編にわたって披露されるので、食事しながら読むには非常に向かないライトノベルであると言えよう。
グルメネタとしては定番だが、イギリス料理ネタというのも入りとしてはよかったように思う。まぁ自分もイギリス行ったことないし、本当にメシマズなのかどうか知らないのだけども、日本で食うぶんには普通に美味いのよなw>イギリス料理 かけ過ぎは勿論アレだけど、大袈裟なくらいにモルトビネガーかけて食うフィッシュアンドチップスとか好きだし、最近見てる料理番組、イギリスの奴だし。
その料理番組、ジェイミー・オリヴァーという人の『ジェイミーの家で』っていう番組なんだけど、料理の前に狩りやってたりする。ガチで銃で撃ってる。仕留めた鳥の羽毟るとことかそのまま流すし。野菜も、菜園で育ててるのが中心なんだけど、時には野山で採ったりする。食べるモノがどういうモノなのか、というのをしっかり放送する。残念ながら、メニューは日本じゃ入手難しそうなモノとか普通に出てくるので真似はできそうにないが、料理自体は美味そうだし、野菜中心で健康的なレシピ。何より見ていて楽しい料理風景。
翻って、このメシマズ100。そういうのとは全く無縁であるw 何なら凄惨と言ってもいいw なかなか楽しかったけれども、しかし、これはw
キャラ的にはメインの幼馴染がちょっと怖いかなあ。意識的なのかなとも思うけど。あと、リリィが矢作紗友里で再生されるのは、どう考えても『そふてにっ』のせい。なんとなく喋り方とかもエリザベスぽい感じに再生されてしまいます……。
最後、新キャラ出てきてヒキとなったけど、彼女はどんなメシマズ能力備えてるのだろうか……。段々と、どんなメシマズ能力が披露されるのか気になるようになってくるのが不思議。

子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき/玩具堂,籠目

迷わない子ひつじの会 in 雪の山荘。子ひつじ殺人事件案件トライに、残暑見舞いの仙波さんサンタ表紙。予想を上回る面白さでした。しかし、だからこそ認めたくない。この巻で続きが未定になるなど絶対に許さない。
先に書いたように、今回は雪の山荘での殺人事件案件にトライ。この作品らしからぬw、ビックリするほどにミステリな舞台と事件ですが、そこは『子ひつじ』。この作品らしい楽しさに満ちあふれています。
キャラ的にも、非常にキュンキュンくる巻でした。個人的には、やはり佐々原。口絵のイラストで既にヤバかったが、中身読んだらもうゴロゴロと転がりたくなるほどにキュンキュンした。キュンキュンしすぎてキュンキュン死するかと思った。その場合、死因は佐々原になるんですかね。それはあかんので、キュンキュン死はしないようにしよう。
思えばこのシリーズは、成田真一郎、佐々原三月、仙波明希に竹田岬。それぞれのキャラが上手く絡み合って、物語のトリックの如何に関わらず、そのお話を魅力的に彩ってしまう。楽しい作品には、何をやっても面白くなってしまうというキャラの団体というのが発生する。パトレイバーにおける特車二課、図書館戦争におけるタスクフォース。けいおんにおける軽音部。まぁ勿論、作者がそういう風に見せてるということだけど、読者には、そう見える。
なので、このシリーズが『続きが未定』になってしまったことに憤りを覚えずにはいられない。まぁ色々あるんだろうから、ただのファンである自分が怒っても仕方のないことであるが……。それに、自分も最近ハマったクチだしね。それにしても残念だ。もっとゴリ押しすべきだったか……。
あとがきでは、作者さん自身によるちょっとした各巻解説みたいなのもあり、あとがきも含めて読み応えは十分でした。
というか、こういうのあるとホントにこの巻で終わりなんですよ、というのをまざまざと感じさせられて凹む。一応『続きは未定』という形だけど、ねえ? 好きなバンドの活動休止宣言にしか見えないですし……。
籠目さんの挿絵もいつものことながらよかったです。先にも書いた口絵の佐々木をはじめとして、本文の挿絵も素晴らしい出来でした。このシリーズの定番である、幕のブチ抜き絵もいつも楽しみにしてたんですよね……。
新しいシリーズが始まるのはもう決まってるみたいですし、それはとても楽しみに待ちたいと思いますが、いつかこの『子ひつじは迷わない』の続きが、迷わない子ひつじの会の面々の活躍が読めることも楽しみにしております。

恋は選挙と学園覇権! /秋山大事,双龍

秋山 大事
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 630
(2012-07-31)

ついに、『最近のラノベ』は政治モノというジャンルを開拓しつつある。
ここ半年ほど、妙に政治的な色を持ったラノベが目につく。講談社ラノベ文庫の吉村夜さんの『スクール・デモクラシー!』は民主主義と法と議会をテーマにした政争バトルが繰り広げられているし、同じくラノベ文庫の榊一郎さんの『アウトブレイク・カンパニー』は萌えで異世界侵略! と言われるといかにも最近のラノベだが、見えてくるのは外交と文化侵略についてだ。また、星海社FICTIONSからは至道流星さんの『大日本サムライガール』なんかは特長的で、これは政治の頂点を目指しアイドルになることを決めた右翼少女のお話である。ついでに言えば、ゲームからアニメ化もされた『恋と選挙とチョコレート』も、このほどガガガ文庫からノベライズされた。
にわかに盛り上がりつつある(?)政治ラノベ。今回の『恋は選挙と学園覇権!』もその流れを汲む作品と言える。タイトルからもわかる通り、選挙バトルラノベである。宣言されるマニフェストと主義主張、繰り広げられる票田獲得と切り崩し。とても楽しかった。
そう、実は政治は見ていて楽しいのである。実際の政治は自分たちの生活に影響することもあるので、ただただ楽しむというわけにもいかないがw、最近のこういう政治系のラノベを読めばわかってもらえると思う。とはいえ、実際の政治のお話ができるかと言われるとできませんがw
作品を彩るイラストもよかった。正直な話、最初に表紙を見た時は特に好きでも嫌いでもなく危うくスルーしかけたのだけどもw、内容も含めてスルーしなくてよかったと思う。本文挿絵の魅力がとても高い。カラーとそれほど色のつけ方が違うわけではないのだけど、パキッとしたアニメ塗りがとても効果的で、モノクロの中でキャラの魅力を十二分に引き出してる。
というわけで、とても楽しかった。2巻も決まってるみたいなので、期待します!

ここから脱出たければ恋しあえっ 2/竹井10日,かれい

学園密室恋愛ロワイヤル、ここから脱出たければ恋し合え、絶海の孤島編。
前巻、怒涛のヒキからの2巻の舞台は絶海の孤島。「島から脱出たければ殺し合え!」なら、絶海の孤島は最悪のシチュエーションで、だからこそ最高の舞台なわけだが、「島から脱出たければ恋し合え!」の場合……、うん、そうか。これはこれでいいのかw 帯に書かれた『水着の女子たちと無人島から脱出だ! ……って、これ別に脱出しなくて良くね?』の文字が燦然と光るw
がをられ、10歳の保健体育、この作品と、竹井10日作品は3つ読ませてもらってるが、竹井10日と言えば地の文のアクの強さ。その中では、地の文はこの作品が一番がアクが少ない。しかし、だから竹井10日らしくないかというとそんなことなく。文体やノリだけじゃないんだなあ。
また、個人的に竹井10日作品といえばハーレムなんですが、竹井10日さんの描くハーレムって何であんまりぐぬぬってならんのだろうと思う。不思議w 主人公にしろヒロインにしろ、キャラがブッ飛んでるてのもあるとは思うけど。
そして、だからこそ映えるシリアスパート。このシリーズのこのへんの塩梅はとてもイイ。
新キャラとなる湊と葵子も素晴らしい可愛さ。特に葵子素晴らしい。1巻口絵の(`皿´)顔見てからというもの断然美羽推しだったが、たじろぐ程の破壊力。まぁその美羽も今巻も死ぬほど可愛かったので文句はありませんが。
あとは、やはり、今回もかれいさんの絵が死ぬほど素晴らしい。かれいさんの表情は本当に魅力的。それを見てるだけで楽しくなっちゃう。また、表紙からもわかるように無人島ということで水着回も含まれております。というか、挿絵、半分以上水着です。眼福であります。残念なのは、今回かれいさんのあとがきみたいなごはん絵がなかったこと。いや、1巻のあとがきのごはんの絵、美味しそうだなあ美羽かわいいなあ、って5分位は眺めてたのでw まぁなきゃないで納得するしかないのでアレですが。
さて、締めもまた1巻同様の気になる続き方。このハーレムがどうなっていくのか、次の舞台はどんな仕掛けなのか、続きがとても楽しみです。

聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない/十文字青,すぶり

魔法使いは巨乳好き!!!
魔王モノとしては珍しくがっつりファンタジー。ホントに珍しいかどうかはわからないが、自分の読書状況では、魔王モノでがっつりファンタジーが珍しい、と思ってしまう状況ですw
ツボだったのは、何よりメインキャラとなるのが幼馴染な主従コンビの二人。すごくイイ。十文字青さんの作品のキャラのやりとりはとても心地よく、会話文とか読んでると癒されるレベルなのです。そんなノリのまま重い設定ブチ込んできたりするので、たまにとてもビックリするけどw、まぁそれはともかく、二人のやりとりはたまらんかった。
カルアに対する、ドロシーちゃんの最早好き好きオーラと言いかねない信頼感と嫉妬心、カルアのドロシーちゃんへの感情と立場。その機微を感じるやりとりに、これだけでオッチャンもう600円取り返した気分や。主従ってイイなこれ。夢広がるな。
それにしてもドロシーちゃんは天使すぎる。魔王だけども。いやでもまじ天使。魔王なんだけども。クライマックスの時も本当に天使だった! ホント魔王なんだけどな!!w
そんな二人を追う二人(魔王なので追われています)のアンナマリーとシズのコンビもよかった。こちらはメインの二人とはまた違った様相で素晴らしい。なんならこの二人のお話でもイケるんじゃないかと思えるほどw
というか、彼女らだけでなく敵キャラも何だか憎めなくて困る。いや、実際、今回の敵キャラなんかホントにクソッタレなんだが、なんか憎み切れないのよなw
というわけで、とても楽しかった1巻なのだけど、まぁやはり1巻というか。まだまだこれからだろうという部分はどうしても出てしまう。というより、これからむちゃくちゃディープな部分が出てきそうな感ある。なので、続きとても楽しみですっ!!!
あと、これから先、北海道に行くことがあれば、『元祖小いけ』というカレー屋さんに行ってカツカレーを食べたいと思いました。

問題児たちが異世界から来るそうですよ? 降臨、蒼海の覇者/竜ノ湖太郎,天之有

水着! 水着回やで!!!
黒ウサギはもちろん、飛鳥、耀、レティシア、ペストと主要キャラはほぼ全員。リリや女性店員まで!w 個人的には、いつも和服の女性店員さんが水着を着てるというのに、鼻息荒くなりました!!! というか、女性店員さんお名前なんてーの!?w
毎回のことながら、このシリーズにおけるバトル『ギフトゲーム』は楽しい。主人公側の強さや能力はチート級で、主人公TUEEEな爽快感以外の部分でこれだけ楽しいのは、やはりギフトゲームという仕組みが面白いからだろうなあ。まぁ、主人公側がどんだけ強くても、敵も神や仏とかレベルなのでアレ、というのもあるがw なんにせよ、今回もクライマックスなんかはフルスロットルのアクション映画を見てるかのような緊迫感で、手に汗握るとはこのことかと。
また、前回からの流れである『連盟』に関する話での、やりとり・駆け引きなんかも楽しかった。ジンくん大活躍。次回、さらに色々なことが起こりそうでこちらも楽しみ。
そして、表紙を飾った白夜叉さまも凄かった。今回、八面六臂の活躍と言えるでしょう!w さすが表紙!
と思ってたら、実は今回の表紙は予定としては黒ウサギだったのだけど、ふとした提案から白夜叉になった、ということらしく。いや、提案をしてみた天之有さんGJ杉なのですよ。今回の表紙は白夜叉さまで間違いないです!
そんな天之有さんのイラストも最高でした。217頁の挿絵だけでも600円以上の価値があります!w 黒ウサギは実にエロいな!
それにしても、リリちゃんの尻尾を振る様というのが各所に挿入されるが、これがとても和むのが素晴らしいw なんだろう、この癒しポイント。リリちゃん、各家庭に1台必要だろうw
というわけで、これも毎回のことながら次回がさらにさらに楽しみですよ!!!

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