棺姫のチャイカ VII/榊一郎,なまにくATK

アニメ化おめでとうございます!
現在、ファンタジア文庫で継続して読んでる中では一番好きなシリーズなので、とても楽しみです。あとがきにて、榊さん自身がアニメ自体には原作者以上の関わり方をすることはないと仰られていますが、制作スタジオや監督等には期待してもらっていい、とのこと。正直、ファンタジア文庫作品のアニメはいつも「今回こそは……!」みたいな気持ちも少なくないのだけども……ここまで仰られておるのであれば、最大限期待したい。
まぁそんなわけで、この『棺姫のチャイカ』を読んでない人、これを機に読んじゃいましょう。まだ7巻。全然間に合いますよ。榊さんのお話、なまにくATKさんの挿絵、たまりませんよ。

さて、そんなチャイカ7巻ですが、空飛ぶ要塞での戦いを終え、次なる遺体を入手する為、噂で耳にした海に向かうことに。そこで、亜人兵と大海魔の襲撃を受ける……というような始まり方。
まずは何がってそらもう、大海魔キターーーーーー!!!!!!
このシリーズ、迫力と緊迫感溢れるバトルやチャイカの可愛さ、アカリの下ネタボケなど、色んな魅力的な部分はありますが、この棄獣(フェイラ)と呼ばれるモンスターが燃える、というのも魅力的な部分です。
この世界には魔法を使う獣が7種いて、それが今回登場する大海魔(クラーケン)、双頭犬(オルトロス)、奇眼鳥(コカトリス)、独角馬(ユニコーン)、装鎧竜(ドラグーン)、猛禽獣(グリフォン)、そして既に亡んだといわれる幻想樹(エント)。それぞれ強力な戦闘力と獰猛さを持ち、中でも装鎧竜と大海魔は人語も理解する知能を持つということで、ここまで装鎧竜は出てきてますが大海魔がなかなか出てこなくて、今回出てきてもうそれだけで大興奮でした。ちなみに双頭犬は銀髪の双子じゃありません。
そんなわけで、大海魔、チャイカ版ではどんな感じになるのかなと期待していたわけですが、なんと、オウムガイ! 今回大海魔の詳しい挿絵がないのでアレですが、お話の様子の妄想などをしてみるに「あぁ、これはいい」と思わざるを得ません。……オウムガイのなんか何かを知ってそう感はなんですかね。
そして、そんな棄獣と人間とチャイカの関係性だったり、そもそものアルトゥール・ガズの目的だったり、ギイという存在のことであったり、色んなことが少しずつ語られ、物語が本格的に中核に迫ってきた感があります。
また、魅力的な敵というのもこのシリーズの特徴なわけですが、表紙を白チャイカと飾っている紅チャイカは言うに及ばず、前回で大変な結末を迎えたジレット隊ですが、今回も巻の序盤から大変なことになっており、こちらもどうなるのか大変な楽しみなところ。

あとはやはり、なまにくATKさんの挿絵の魅力たるや、ですよ。表紙の紅白チャイカに口絵ピンナップのヴィヴィはもうそれだけで値段取り戻した感あるし、臨場感溢れる本文挿絵は作品を盛り上げてくれて最高です。17頁や117頁のイラストの白黒の色使い……とでも言えばいいのか……、たまりませんわ。

そんなわけで大満足のチャイカ7巻でした。次巻とアニメ……まで我慢できなくなったらコミカライズでも読むか……。

GENEZ-8/深見真,mebae

愛と戦争の青春アクションライトノベル、シリーズラスト。
前回の最後にセルジオによって意識不明にされたユキナの過去から始まる最終巻ですが、最後まで恋愛も戦争も壮絶な盛り上がりで楽しかった。
今回の巻について詳しくお話についてあれこれgdgd語るのはもういいかなと思いますが、エピローグはもうずっとニヤニヤしっぱなしでしたw

シリーズを最後まで読み終えて改めて振り返ってみると、深見さんのミリタリーとか拷問などといったハードな部分と、富士見のファンタジーやラブコメ分が上手い具合に絡み合い、非常に上質なエンターテイメントとして仕上がったイイ作品だったなぁと。
何度も書いてきたように、戦争と日常、恋愛が上手く交錯して楽しいお話になってることは勿論ですが、何より主人公たちのチームの出来の良さ。つまり、謙吾、ユキナ、彩離、セルジュ、七湖にアイナ(あと大迫もw)を含めたビーバス&バットヘッドというチームの面白さ。途中からは、彼らが何をやっても面白くなってしまう。それを強く感じたのは短編集である5巻の『ビジー・ホリデイ』。
繰り返される戦争と日常のその落差のダイナミズムみたいなモノが繰り返されることがこのシリーズの魅力の1つだと思います。それに較べれば『ビジー・ホリデイ』はホントにただ日常回というに相応しいお話なんですが、これがとても楽しい。
チームのそれぞれのキャラたちの魅力がなんてことのないお話をグッといいものにしてる。それは、ここまで地味ながら戦争の合間にしっかり日常を重ねてきたシリーズだからなのだろうなぁと。日常回を何度か重ねるだけでも全然やっていける強さがキャラとその関係性にある……もしくはついた、のかもしれない。
最終巻のこの巻でも、1つ短編が収録されていますがそれも、事件はまぁ起こるものの、この世界の中としては訓練の一環とも言えるお話で、でもそれがとんでもなく楽しいのだから、ファンとしてはもうお手上げです。

不満が全くないと言えば嘘になります。既に書いたように、ビーバス&バットヘッドは何をやっても面白いチームになっているので、もうちょっと色んなエピソードを見てみたかったし、逆に、彼ら以外の魅力的なキャラたちのお話ももうちょっと描けたのではないかと思ってしまう部分も。具体的には、やはり爪平とアンナトゥリー、ニキ姉様と鞠歌の4人。彼らのお話はもう少し読みたかった、というのが正直なところ。

とはいえ、ライトノベルで8巻までいっているなら充分に走ったと言える巻数だろうし、エピローグでニヤニヤしっぱなしだったように、確かな満足感もあります。深見真さんの完結した長期シリーズ作品は『疾走する思春期のパラベラム』以来でしたが、読んでる間とても楽しい読書期間でした。

GENEZ-7/深見真,mebae

ちょw 張鐘さんw ギャルゲー好きスナイパーが変態スナイパーになってるw
さて、ついにラス前、恋愛と戦争が交錯する傭兵学園アクション7巻!
6巻でいよいよ大詰めとか書いたけど、まだあった。ていうか、どう畳むんだというほど。とはいえ、シリーズのクライマックスを迎えているのは確実。もう6巻読んだばかりだけど、勢いで7巻読了ってしまったw
そんな7巻ですが、今回の舞台は海神学園そのもの。傭兵として仕事を受けて戦地に赴くことが多い彼らですが、今回は攻めこまれる側。そして、ついに謙吾の戦う理由の根源とも云うべき母親の仇が現れ、おそらくラスボスである人間のシルエットが見えてきて……と、物語の決着がそこまで見えてきます。こういうのを感じると、ああ、本当にラストシーンに向かっているのだなと楽しみでもあり、少し寂しくもあり……。
まぁそんなわけで、ビーバス&バットヘッドの面々……もっと言えば海神学園は、これまでになく過酷な状況を迎え、これまでになく壮絶なバトルを繰り広げ、バトルモノとして非常に濃厚な巻でした。
また、このGENEZシリーズがバトルだけで終わるわけないw バトルシーンが濃厚であれば、ラブシーンも濃厚なわけですな。6巻がお正月だったということで、予想がつく方もいるかもしれませんが、そう、バレンタインです!
まぁ謙吾とユキナは言わずもがなですよね。ページにハートが印刷されてるんじゃねーかと思った。なんだこれ。セルジュとアイナも微笑ましいながらもなんかもう。その他諸々のヒロインもちょこちょこと。チョコだk
そして、そんなチョコ甘々空間の余波に毒されたのか、あの人までがバレンタイン戦線に参戦。これが世に聞く富士見ミステリー文庫で鳴らしたラブ寄せか……! (違うで)
と、相変わらずも、これまで以上に激しく恋愛と戦争が交錯するGENEZ。いやもう本当に楽しいです、このシリーズですが、今回度々登場した爆弾が最後の最後で、物語としての爆弾が爆発してもう。そっからの最終巻となる8巻。はわわ、とかしか出ないわw

なにはともあれ学長万歳だよ!!!!!

GENEZ-6/深見真,mebae

傭兵学園ラブコメ×ミリタリーアクション6巻!
もうあと2冊かぁ……。いよいよ大詰めです。

さて、そんな6巻ですが、今回の舞台はグリークス本社のあるギリシャ。ビーバス&バットヘッドの過去をチラ見せしながらのお正月を挟んで、ギリシャのGENEZやバビロンメディスンのイエニ・チェリが登場し、ギリシャの歴史や料理などを軽くちょいちょい入れつつ、前回短編集でまったりした分まで取り返すぐらいに、もうがっつりと。ホントもうがっつりと。
毎回のことながら、日常とラブコメとバトルのミックス具合がイイですな。前回の日常シーン多めの短編集は素晴らしい出来でしたが、こうやって通常モードに入ると、こっちはこっちでやっぱりこうでないと、と思わされるんだから……いいようにヤラれてる感はありますがw
お正月の謙吾とユキナからの、この巻クライマックスの謙吾とユキナ。もう、目頭が熱くなった、なんてもんじゃないですわ。普通のラブコメなら、もうこのへんで最高潮とも言える地点だけど、でもまだ2冊あるんですよね。この恋愛模様がここからまたどう転んでいくのか楽しみです。
そして、本来の流れに戻った時に、特に気になっていた4巻最後に出てきたニキ姉様が出てこねえな……と思ってたら……キマシタワー! こんな再登場の仕方があるかw なんちゅうことになっちょるんだ。いいぞもっとやれくださいお願いしますお願いします。
また、そのニキの登場によって更に何をどうしたいんだ謙吾父、をたっぷり感じさせてくれる7巻への繋ぎ方。はぁ……早く7巻読もう。

イラストもmebaeさんさすがですわとしか言いようがない。表紙のかっこええユキナは勿論(イラストではないけど、口絵表紙ユキナ白バックに入ってる迷彩『GENEZ』ロゴもちょうかっこいいです)、カルタ罰ゲームの彩離w、お正月の謙吾とユキナのシーン、そして何よりラストシーン。最高です!
あと、あとがきも楽しかったですw


さて、次はもうラス前の7巻! すぐ読むます!!

GENEZ-5/深見真,mebae

学園ミリタリーアクションライトノベル5巻、前巻最後にあの人が出てきてさぁどうなるのというところで続く……でしたが、今回は短編集。七編ありますが、流れがある感じでそれぞれ独立した短編集というよりは、連作短編といった様相。

涼羽が帰国し、彼女にギルガメシュとは何なのか、ナイチンゲールとは……謙吾やその仲間について説明をする、という形で語られるという形でスタート。
#1『そして二人は戦火に飛び込む』は、そういうわけで謙吾とユキナの再会の場面。既にお話の中で語られていますが、ユキナを巡って謙吾 vs 学園という形で展開されます。
#2 『ガール・トラブル』は、そういう意味では#1とセットのようなお話、というか#1の続きの形で始まるので、セットも糞もないでしょうが……こちらはメインとなるのはユキナが何故武装メイド部に入るに至ったか、というお話。
#3 『スニーク・ミッション』は、ユキナが海神学園特進クラスに入ってから、はじめてのにんむ! というお話。何故かビーバス&バットヘッドが、夏と冬に開催されるあのお祭りのような同人即売会に出向くことになりますw
#1,#2,#3の3つはどれも時系列としては1巻より前のお話になりますな。ユキナが海神学園に編入し、謙吾と再会して、特進クラスに馴染んでいくまでが丁寧に描かれています。
本編の流れの中でもある日常回をたっぷりやってくれた雰囲気で、いやもう非常に楽しい。こっちだけでもやっていけるんじゃないかという程に楽しい。1巻の前は、こういう感じで4人で任務をこなしたり、日常を過ごしたりしていたのだなぁとほっこりしました。そして、幕間に挟まれる、涼羽の兄の海神学園での活躍を聞いた時の反応がまたw
#4 『冷戦トライアングル』は、2巻で登場した七湖が事件解決後に海神学園に加入した直後の頃。オカルトを研究するという秘術科の封印されていた筈のモノがあれこれするお話。
#5 『カジノ・バトルロワイヤル』は、林先輩とルーシー坂井があるカジノのイカサマを暴く任務を受けたが失敗、そのお鉢がビーバス&バットヘッドに廻ってきてあれこれするお話。これも七湖が入った後のお話。
と、いう感じで#4,#5は共に七湖が主役、というほどではないにせよ大活躍のお話で、七湖がチームに、海神学園特進クラスに馴染むまで、といった感じ。こちらは既に1巻より後のお話なので、主流になるお話の間にはこういう七湖を加えた5人はこんな風に過ごしていたのかぁとまたほっこり。
#6 『ビジー・ホリデイ』は主人公、謙吾の休日のお話。朝、秋葉原にギャルゲーを買いに行き、それをプレイすることを楽しみにwktkしながら寮に帰ると……Oh。この短篇集の中で一番何でもないお話だが、もうこれが非常に楽しい。個人的には、ビーバス&バットヘッドというチームはもう何をしても楽しくなってしまう、というレベルに達しているんだなぁと思わされたお話でした。警察とか軍隊とか、ファンタジーなら騎士団とか、フィクションは、活躍するチームがそういう雰囲気になると否応なく面白くなるよなぁ。
と、ここまでが涼羽に聞かせたお話という形で過去の短篇集が終わる。
で、↓
#7 『戦場のメリークリスマス』は、本格的に4巻の後のお話になって5巻に続いていく流れで、読者的にも過去のお話となる短編から本来の流れにも戻りやすく、非常に親切な構成となっている。内容としては文字通りクリスマスのお話で、謙吾の過去のちょっとしたしがらみからの脱却といった雰囲気。この短篇集のラストとして、いい締め方でした。
そして、エピローグのセルジュとアイナがまたイイ。もう結婚しちゃえよ。
と、全体通して見ると、それぞれ1〜4巻のふとした間をしっかり埋めていってくれている感じで、このシリーズが好きな人にはたまらない作りになっているのではないでしょうか、というか超大好きですわw 特に、やっぱり『ビジー・ホリデイ』はたまらんす。
少し残念だったのは、短編集かぁと思った時に爪平&アンナトゥリーのお話をちょっと期待したけど……まぁ、この構成だと入ってたらちょっと違和感あっただろうし、まぁそれは仕方ないか……。

あとは、やはり相変わらずのmebaeさんのイラストの反則具合。今回、元々ドラゴンマガジンで連載された短篇を元に組まれた巻らしいのですが、その影響もあってか挿絵が多め? で、お気楽な回も多いからか肌色成分高めで萌豚挿絵充実度も高い。それなのに、いつものようにあとがきイラストがついていて、それがまた。

そんなわけでいつも全力で楽しいこのシリーズですが、今回は120%ぐらい楽しまさせていただきました!
さぁ6巻読みます。

GENEZ-4/深見真,mebae

恋と戦争が入り乱れる学園ミリタリーアクション、臨海学校回!
本来の学園モノラノベであれば、夏だ! 海だ! 水着回だ!! とブヒブヒできる筈の臨海学校回ですが、このシリーズの舞台となるのは民間軍事会社が運営する海神学園。普通に訓練じゃないですかー。
と、地獄の臨海学校を行われるわけですが、訓練訓練だけでなく臨海学校らしくレクリエーションもあるわけで、そのレクリエーションは……コスプレダンスパーティ。口絵の謎の一コマはこれかw そんなパーティが行われる中、GENEZが盗まれる事件が発生……というようなことが表紙裏にもわかりやすくあらすじとして書かれてありますw
さて、そんなGENEZ4巻ですが、今回はあらすじにもあるように、謙吾のGENEZが盗まれそれを奪還するのがメインの流れですが、新しいGENEZの投入やバビロン・メディスンと謙吾の父親の繋がりや目的、爪兵とアンナトゥリーの関係性、彩離の過去の一端など、盛り沢山の内容。もうガツガツ読んじゃいましたが、本筋の内容に目を奪われつつも、序盤にチョロっと描かれたセルジュとアイナのお寿司屋デートや、ダンスパーティでのちょっとした一幕にほっこりしまくり。いやぁ、セルジュとアイナ、たまりませんな。謙吾、ユキナ、七湖のラブコメっぽいラブコメもイイですが、セルジュとアイナの角のない凸凹感というか……イイなあイイなあ。いやホントにもうたまりません。
というようなラブコメと交錯する妙にディテールに拘った凄惨なバトルも勿論健在。そこに挟まれる歴史的な小咄やキャラたちの戦争の過去が、バトルのなんとも言えない雰囲気を醸し出していて、毎度のことながら交錯するラブコメとのギャップにヤラれます。
最後にはあの人が出てきて5巻への引きもバッチリ。早く読みたいところ。
そして、やはりmebaeさんの絵。繰り返しになっちゃいますが、口絵のキャラ紹介的な絵のセルジュとアイナが、ちょうどお寿司屋デートの場面で。これもうなに、もうなんなのこれ。ホントに全然ページを割いてるわけじゃないんですけど、もうホントにたまらんですよこれ。
あと、このシリーズ、初代ゲームボーイが象徴的なアイテムとしてちょくちょく出てくるんですが、アレ、ホントに丈夫ですよね。自分は小3の時に買ってもらったんですけど、高校卒業してもまだアレでゲームボーイしてた気がする……。

GENEZ-3/深見真,mebae

お残しは許しまへんで! 学園傭兵アクションラブコメ3巻!

今回はユキナの過去の一端がメインというとこでしょうか。具体的にはユキナの故郷に里帰り、それに端を発するあれこれになるわけですが、そこから謙吾の過去にも繋がる流れがイイなあ。3巻も終盤で今回はユキナ関連で色々驚かされたので、少し油断してたのもありますが、最後の彼の登場には普通に驚いてしまったw ……やっぱり彼がラスボスなんですかね……?
そして、やっぱり日常と凄惨な戦闘とのアンバランスさの組合せがなんともたまらない作品だなぁと。今回は食事シーンやそれに類するモノ、里帰りした時の食事とかセルジュのそれとかが妙に心に残って、そういう日常シーンと凄惨な戦闘時とのクロスオーバー具合がやっぱりたまりませんな。
そして組合せでいえば、今回の戦闘の舞台。今回、主な戦場は列車になっているわけですが、その列車がユーロスターとヒトラーの夢であったスーパートレインを実現化という、なんともまた凄い組合せw こういうの作りたかったのかと思うとヒトラーってやっぱりすげーな。上司だったらやだけどw
そして、新キャラですな。新しいナイチンゲールなんですが、その関係性としては予想範囲内のキャラではありましたが、内容というか、具体的にこういうキャラになってくるというのは予想外でしたw とはいえ、とても魅力的で、今回は殆ど顔見せ的で出番の少ないこともあって、先々がとても楽しみなキャラ。
あと、先程も書いたセルジュ。今回、セルジュの内面が少し剥かれた場面もあって、それが素晴らしい話だったんだけども、「1+2=パラダイスや……」の台詞が忘れられなくてw 一瞬、オッサンかw と思ったけど、年齢的にオッサン通り越してお爺さんだったのだわ……。マジすいません、先輩。
物足りなかったのは、やっぱり爪兵とアンナトゥリーの活躍が少なかったことか。……まぁ、みんながみんなを活躍させるなんてできるわけないので仕方ないのはわかってるんですが、mebaeさんのあとがきに出てきたので思ってしまったw

という感じで楽しくて仕方ない3巻でした。4巻は地獄の臨海学校編の模様。読むのが楽しみ過ぎてどうにかなっちゃいますわー。

GENEZ-2/深見真,mebae

傭兵学園青春アクション……まさかのラブコメってキター!
謙吾に関してはハーレムになりつつあるが、謙吾の場合はモテて当然かw

さて、2巻ではついにバビロン・メディスン側のギルガメシュ(とナイチンゲール)が登場。謙吾とユキナのそれが王道的なペアだとすれば、バビロン・メディスン側のペアはそれとは対比的でイイですな。敵か味方か、まだ何組か出そうなので先々楽しみです。
新キャラとしては共感覚を持つ天才少女、布施七湖が登場。開いてすぐの口絵の白ワンピの水着が示す通りw、いい働きをしてくれております。これからの動きに期待を持てそう。しかし、共感覚者から見た時に世界がどんな風に見えているのか、見てみたいなー。文字として読めばなるほどと思うところは沢山あるし、なんとなくのイメージは掴めるけどもやっぱり一度映像で見てみたい。誰か映像化してくんないかな。
と、つい新キャラばかりに目が向くけど、既存のそれぞれについての掘り下げもしっかり。特に、序盤の学園での生活がチラリと書かれたらへんは楽しかった。そこまでがっつり描かれてるわけではなないのだけども、たとえば、謙吾のゲームオタクっぷりやセルジュとアイナの関係性、グアムでの自由行動の時間、突然の林先輩。どれもなんとも味のある描写で面白かった。……それにしても武装メイド部……素晴らい……世界はメイドによって掌握されているのだ……!
そんなわけで先に謙吾がハーレムになりつつあるとは書いたけども、基本的な部分として謙吾とユキナであるのは変わりなく、その関係性によってユキナの可愛さが半端なくユキナ無双感があるが、この先、彩離や七湖がそこにどう絡んでいくか楽しみでもある……ってむっちゃラブコメしてる!(2回目)

というわけで、アクションは勿論ラブコメ部も良く、ところどころ深見さんらしい部分も見られたし、非常にエンタメ作品として楽しかった。8巻まで突っ走っただけあるなとまざまざと思わされた2巻でした。すぐに3巻読むます。

GENEZ-1/深見真,mebae

各地で起こる戦争を背景に傭兵の主人公たちが繰り広げる青春バトルアクション。
タイトルの『GENEZ』は高性能な全身鎧で(表紙で男の子が着てる奴ですな)、これがもう単純にかっこいい。しかも、ゴーレムとかも出てきて、超科学とかオカルトチックな要素とかが交錯して、こういうアクションがどんちゃん騒ぎするかのようなのが大好きな人にはたまらん仕様になっております。

舞台は海神学園というパッと見は進学校だが、民間軍事会社グリークスによって管理され、その実態も職員はグリークス社員、生徒も特進クラスなどの生徒は既にグリークスで仕事をしている……という、ある意味でとてもラノベらしい舞台。主人公もグリークスで既に主力として働く海神学園生徒、大牙謙吾。1巻では幼い頃に別れた妹の涼羽が帰国することから物語が動き始める。
このグリークスという会社が海神学園……つまり学校をホームグラウンドにしてるわけだけど、こう言うとなんだがそれはタチが悪すぎると思うんだけどもw、だがそれがイイという味になるんだから妙なもの。「学校は社会の縮図だ」みたいな文句はよくあるけど、フィクションにおいてはそういう面は面白く機能するよな。あと、深見真さんの作品が好きな人だと、「拷問部」とかってキーワードがチラリとしたりするともうちょっとそれだけでニヤついちゃうというw しかも、そこにきてヒロインのユキナ。深見さんにユキナみたいな設定の女の子与えちゃらめぇぇぇぇぇ!!!
謙吾と父親とその過去、謙吾とユキナの関係、グリークス内部の象徴(?)としての海神学園学園長アイナとその兄、対立する民間軍事会社バビロン・メディスンと、流石に1巻、まだまだこれから感が強く、先を読むのがとても楽しみ。

あとあと、mebaeさんのイラストが素晴らしすぎて素晴らしい以外の言葉が出てこない。

しかし、ユキナ、この先、大丈夫なのか……。 もう完結したシリーズではあるが、心配……しつつ楽しみにしてる気持ちもあり、既に深見真さんの作品にかなり毒されてるかもしれないw

棺姫のチャイカ VI/榊一郎,なまにくATK

蒼チャイカキター。
もう表紙から蒼チャイカの色気ムンムンですが、本を開いての口絵のピンナップの妖艶さときたら。このドロッとした湿気を帯びた土のような塗りがたまらんですな……とか書くと、なんかエロチックに聞こえないかもしれませんが、つまるところ、僕はこの泥に飛び込みたいのです。チャイカという泥に飛び込みたいのです。何の話なのかわかりにくくなりつつある。
さて、今回は前回の続きで空飛ぶ要塞回解決編というところ。上下巻でいうところの下巻。内容的にはけっこうえげつないお話でした。榊さん、安定感あるので安心して読みそうになるけど、割とぶっこんでくるよね。
また、シリーズの中の話としても、少し核心に触れられていて、先の展開に思いを馳せながら楽しく読みました。そして、次は何色のチャイカが出てくるのでしょうか。元が白、次が紅、今回が蒼。今のところトリコロールですな。フランス国民とマリノスサポ歓喜。許さん。
で、とても気になる終わり方。あとがきも含めて、どうなるんすか>チャイカ
キャラ的には5巻もそうだったけど、今回もフレドリカ大活躍でとても楽しかった。彼女の魅力は、ドラグーンに変身するギミックが単純にかっこいいてのもあるけど、何より、その人外が故の少しズレた感性というか。サイズが違うモノって見てるところ、感じる部分が何か違うと思うんですが、そのへんが上手く表現されてるというか。
んー、えーと、たとえば、鯨とか? あいつら何考えてんのか全くわかんねーじゃないですか。なんか妙に物知り顔だし、それがなんか欧米人の心を掴んだのか……ねえ。あいつら何であんなに鯨好きなの。わかるけどわからん。高知にもホエールウォッチングなんてものがあった気がしたが、アレってまだやってんのか。まぁああいったもう人間とかとサイズが完全に違うような生物の感性を、ドラグーンのキャラとして変換してるモノを見てる感じというか。なんか書いてて伝わってる気が全くしないが、とにかく、それが読んでいてとてもイイんです。
イラストも流石の素晴らしさ。冒頭に描いた蒼チャイカだけで600円取り戻した感あるが、元のチャイカのサービスシーンがないのは残念です! まぁあとがきで見れたのでよしか。
次も楽しみです。

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