I.R:I.S 1 Indirect Ruler : Infinite Seizor/澄守彩,シロウ

『魔法使いなら味噌を喰え!』の澄守彩さんとシロウさんのコンビで送る新作。
前回は魔法だったけど、今回は超能力。味噌は出てきませんw
タイトルはアイリスと読むようです。
超能力の源として、色とりどりのエネルギーが出てくるので、虹やギリシャ神話のイリスのことでしょうか。

超能力者が支配する世界のお話。その世界では超能力を目覚めた少年少女は人工の島に集められ、そこで超能力者として育成される……といった背景。主人公の黒鋼和人はその島に集められた一人。
この世界を支配する超能力。その源は空間を漂う「エーテル」と呼ばれるエネルギー。能力者はこれを支配して利用することで超能力を使うことができる。支配力が弱いと弱い超能力しか使えない。また、空間を漂うエーテルは一定量であるらしく、支配領域が狭いとエーテルを確保できない為、またそれも超能力が使えない……というような様相。
で、肝心のこのお話の主人公である和人だが、その支配領域は2.7cm。普通の能力者……と書くと変な感じがするがw、まぁ普通の能力者が数m〜数十mに及ぶのに対し、2.7cm。
この島では訓練としてチームを組んで模擬戦のようなことをやったりするわけだけど、頑丈ということ以外に強みを持たない和人はチームを転々とする日々。
そんな落ちこぼれの和人を、ある日、圧倒的なエーテルの支配力と支配領域を持って一人で連戦連勝する、学内序列1位の皇理緒が和人にチームと組むことを持ちかける……といった感じで転がり始める物語。

味噌喰えであったような泥臭いアクションと、楽しいキャラの掛け合いは健在。 異能バトルは二の次と言わんばかりに、キャラの人間関係をしっかり描かれるあたりも好み……と、読んでいたら中盤あたりから特撮ヒーローモノになっていた。何を言ってるかわからないかもしれないg
いや、まぁそこまで特撮ヒーローではないのだけどw
キャラたちが魅力的なのも相変わらず。メインの二人に割って入る、もう一人のヒロイン・鑓見内春姫の謎方言は、あざといと思いながらも可愛いと思わないではいられない。その3人を取り巻く人たちもそれぞれ面白そうなキャラで、先々が楽しそう。
ただ、味噌喰えの呪文詠唱が凄い好きだったので、そういったモノが今回ないのは残念だったけど、概ね面白かった。

シロウさんのイラストも相変わらず素晴らしい。今にも動き出しそうなシロウさんの絵をライトノベルの挿絵で見られるのは幸せ以外の何物でもない。
場面を切り取って、その中で動くキャラを想像して描かれたような絵は、見ていて楽しくなる。

というわけで、2巻ももう出てるので、近々読みたいところ。

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 7/榊一郎,ゆーげん

再度、アニメ化おめでとうございます!
あとがきには既にアフレコ立ち会ったとのことが書かれており、放送が非常に楽しみです!!

そんなアウトブレイク・カンパニー7巻は、美埜里さんが表紙の短編集。『彼女が水着に着がえたら?』『母、来る。』『腐の7日間』の3本立て。1本目、2本目が5巻以前、3本目が6巻以後という流れになっておりますが、美埜里さんが表紙ということもあってか、美埜里さんが1本目・3本目で大活躍!
1本目の『彼女が水着に着がえたら』はタイトル通りの水着回。オタクがテーマなだけに、ペトラルカ陛下の「ミズギカイとは何じゃ?」という疑問が耳に痛いですけどもw、水着回らしい楽しさ。ペトラルカ陛下の可愛さに溺れる。
2本目はミュセルがメイン。1人称もミュセルになっていて、そういう意味でも普段と少し違った楽しさ。内容的にはこちらもタイトル通り、生き別れになっていたミュセルの母が訪ねてきて……といった流れ。これは、やはりミュセルがメインヒロインか……しかしペトラルカ陛下も可愛いのだ。
3本目はタイトルをして推して知るべしとでもいうかw、このタイトルにして美埜里さん大活躍……つまりはそういうことだといった内容。美埜里さん、ギリギリOUTです!
どの短編も特段何が凄いといった内容ではないですけども、流石の安定感で、ここまで読んできたからこそより一層楽しいというモノ。アニメ化を控えた今だからこそここまで読んできたファンには嬉しく、楽しい短編集と言える。
そういういい意味でお気楽な短編集なのを反映してか、ゆーげんさんの挿絵の方もはっちゃけております。ラノベではお馴染みの口絵ピンナップ、片方は水着回の様子ですが、もう片方はまさかの慎一と光流の女装姿。慎一はレオタードにエプロン、光流の方は付け襟蝶ネクタイにビキニで、上半身には何も着けておらず……………………ふぅ。
あと、カバー下も必見ですw

そんなわけで非常に楽しい短編集でした。重ね重ね、アニメが楽しみです。

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 6/榊一郎,ゆーげん

祝TVアニメ化決定! ガリウス先輩凄い!

大体標準的なスピードのアニメだと原作はこのへんまでは溜めるよな……な、6巻。
今回は予告があったように慎一のライバル登場。そして、そのライバルとはゴスロリに身を包んだ……あ、ガリウス先輩流石です!!!
まぁそんなわけで名目としては慎一のアシスタントとして登場したライバル・光流なわけですが、これがまたアシスタントとして非常に有能でエルダントの民のオタク化を更に進めることに成功することに。そして、急進的なまでのそれが以前に現れた懸念が最悪な形で再燃することに……といった展開。
いや、やはり、この作品はとても面白い。作品のテーマからしてそうだから仕方ないのだけども、オタクなら誰でもあるあると頷いたり笑ってしまうようなネタ……というのは別段珍しいモノではないが、それを織り込みながらタダのネタとしてではなくその先を考えさせるような方向性にも振れされる。いや、まぁこれも別段珍しいモノではないのだけどw、なんというか大体そういうのって説教臭くなりがちで。それをあくまでそうならずにエンターテイメントとして読ませてくれる、という部分。そのへんは榊さんの巧さなのかなぁと思う。今回のオチの部分なんかは、まさかイラストまで挿んでくるとはw
その上でその後のペトラルカ陛下ですわ。今回出番があんまり多くなかったので、興奮しすぎて鼻血出るかと思った。いや、そのぶん、ミュセル分ががっつりだったので、それはそれで鼻血出かけてたけど。
そんなわけでゆーげんさんのイラストも最高なので、まだ読んでない人もアニメもあるし、これからでも読んだらいいですよ。ガリウス先輩も凄いですし。

あとアニメについて。講談社ラノベ文庫原作のTVアニメとしては先陣を切るということらしく。講談社という後ろ盾があるレーベルだとしても、既存のレーベルの経験値には勝てていないのは素人の自分から見ても少し見てとれるわけですが、それ以上に面白いこともしようとしてるのは感じていて。それは作品そのものの指向性もそうだし、たとえば味噌喰えのPVであったり、たとえばがおられの公式同人誌だったり。頑張ってるなーというのはひしひし感じるわけです。
そういうレーベルがTVアニメというメディアミックスにどう乗り込むのか、というのはとても興味がありますし、またこの『アウトブレイク・カンパニー』はこのレーベルでもおそらくトップクラス人気があり、また自分も好きなので一体どういったアニメになるのか、楽しみで仕方ありません。

というわけで毎回のことながら大変楽しかったです。
次巻は短編集になるとのことですが、表紙はやっとこさのあの人という話もあり、何にせよ楽しみ過ぎます。

……それにしてもガリウス先輩偉大だわ……。

巡幸の半女神/新井円侍,こにしひろし

『シュガーダーク 埋められた闇と少女』で、第14回スニーカー大賞にて大賞を受賞した新井円侍さんの2冊目……が、何故か講談社ラノベ文庫から刊行。
続編にせよ、新作にせよ、2冊目が何故出ないのかと思ってたところに、講談社ラノベ文庫から新作が出るというのをネットで見たのが、たぶん今年に入ってから。シュガーダークは2009年12月刊。3年と半年待った。
何かしら理由があったのかもしれんけど、自レーベルの大賞を与えた作家やぞ……何でや、スニーカー文庫。

さて、新井円侍さんの2冊目となる『巡幸の半女神』、終末の世界を描いたファンタジー×巨大ロボットモノとなっております。
“神”からの攻撃を受け、人を襲う巨大な昆虫が世界を闊歩し、終末の局面を迎えた人類が希望を見出したのが巨大な人型のロボット・鎧巨人。“神”との直接対決に敗走した先でレウレッドが出会ったのは、不思議な力を持った少女・エウトリーネ。人と神の血を引く彼女との出会いから……といった感じのスタートライン。
スタートラインが終末のちょっと手前とかでなく、ほぼ人類の終末の局面からなので割と陰惨な世界観。漫画のベルセルクで言えば触の後くらいからな感じだ。なのに、そこまで血なまぐさく感じないのは、新井円侍さんの持ち味なのかな、と思う。シュガーダークでもそうだったけど、なんか作品の雰囲気に優しさを感じるというか。それが良かったり、悪かったりする場面はあると思うけど、個人的には好きです。
ただ、今回は、正直に言って、凄く「1巻!」という感じでした。「2巻もお約束できるとこまで書いておりますので、まずは安心してお楽しみいただければ」とのことなので、まぁそういう意味では安心はしておりますが、いやはやw
こにしひろしさんのイラストも迫力と存在感があってよかった。というか、鎧巨人、無茶苦茶かっこいいんですが。全身図がとても見たいです。

まぁそういうわけで楽しませて頂きましたが、まだまだまだまだこれからな感じがします。少なくとも、もう1冊、読みたいところです。

神童機操 DT-0 phase01/幾谷正,御山ロビ,井上真有樹

第1回講談社ラノベ文庫新人賞優秀賞受賞作品。
2011年の暮れに発表された作品で、なんとなく巨大ロボットなラノベが読みたくて今更ながら読んでみた。というか、ラノベ文庫創刊してからもう半年足らずで2年になるのかぁ……。

内容としては、平たく言えば童貞×スーパーロボットなライトノベル。ネタがネタだけに下ネタやギャグノリかと思われるかもしれないけど、意外や意外と言っては失礼か……中身は、熱くて昔気質な、男気溢れるストーリーになっていて、そういうのが好きな人にはたまらない仕上りになっている。というか、正直これはどうだろう、と気恥ずかしくなるほどに男臭いw
主人公が巨大ロボットに乗ることになる決意であったり、先代パイロットとの絡みであったり、ヒロインとのやりとりであったり、悪友とのやりとりなんかも、なんか昔の漫画やアニメを思い出す感じがあって、男と男の友情! みたいな感じで、個人的にはその昔気質な男らしさみたいな感じがどうにも苦手でしたが、こういうのを今現在がっつりとやって作品としてしっかり仕上げられている、その上でキャラやロボットの名前とかに遊びがあるあたりも含めて、面白いなぁと思いました。

イラストはタイトルに2人併記しましたが、キャラや実際の挿絵などを御山ロビさん、ロボットのデザインを井上真有樹さんが担当とのこと。いやぁロボットかっこいいですな。テイストとしては、スーパーロボット大戦のオリジナル系のロボットの雰囲気ですかね。 口絵に描かれているMA-Iもかっこいい。あとがきには主人公が駆ることになるロボットDT-0と敵対するロボットSE-Xの紹介ページも載っており、巨大ロボット欲の満足感はとても高い。

そんなわけで熱く男臭い巨大ロボットストーリーを堪能させて頂きました。

アークIX 1 死の天使/安井健太郎,緒方剛志

角川スニーカー文庫の『ラグナロク』の安井健太郎さんの新シリーズ、なんと講談社ラノベ文庫から始動。まぁ俺ラグナロクは読んでないんですが……それはさておき。
舞台となるのは、『失われた日』というモノによって世界の半分が、3000メートルにも及ぶ巨大な壁で分断された後、150年が経過した世界。壁の外の脅威は去らず、電波などを阻害する〈ノイズ〉や、人を人あらざるモノに変えてしまう〈変異〉など、異常事態は変わらずあるものの、ある程度社会としては回っている世界……雰囲気としては近未来SF的、かな。
主人公の紫堂縁は数少ない日本人の生き残りで、探偵的な何でも屋みたいなお仕事をしている青年。そして、ニンジャ! は、流行りを取り入れた的なことなのかしら……? まぁ日本人はみんな本気出したら忍者的部分があるからな!? 気をつけろよ、外国人。
さて、そんなニンジャ何でも屋な主人公が近未来SF的な世界で、胡散臭い依頼などをこなしながら己の目的と世界の謎に迫っていく、といったところでしょうか。ニンジャ×近未来SFという時点でなんともやはりワクワクしてしまいます。個人的に、序盤は若干、世界に入り込めない感じがありましたが、慣れてくると楽しく読めました。ニンジャな能力を存分に奮って戦う縁が変異した化物化した人間とか、戦闘ロボット化した人間との、異能バトルも楽しかったけど、個人的には戦闘ヘリや戦車とガシガシ戦うのがなんとも楽しかった。
しかし、スノードロップ……。読み終わった後に、花言葉を調べて驚いた。
緒方剛志さんのイラストもよかった。作品からなんとなく感じるアメコミ的な雰囲気が、緒方剛志さんのアメコミ風な感じに描かれたイラストがたまらなく合ってる。
そして、あとがきは冲方丁さん。
お話も面白かったけど、制作陣の豪華さも含めて満足感の高い作品でした。

終わりのセラフ 1 一瀬グレン、16歳の破滅/鏡貴也,山本ヤマト

学園呪術ファンタジー、と帯に書いてある、とか書くと身も蓋もない感じでありますが。
主人公の一瀬グレンは呪術の名家の家系の分家のご子息……だが、こじれにこじれて本家の方々にとことん嫌われてる分家で、その名家に所縁のある渋谷の呪術師養成学校、第一渋谷高校に入るが……という感じの始まり方。
これだけだと、お家騒動的な異能ファンタジーといった様相で特に珍しくもないような感じであるが、面白かったのは、これが世界が終わるまでの物語である、ということが既に決定しているということ。本の裏のあらすじにもがっつり書かれているが「世界が滅亡し、地上が吸血鬼に支配される直前の──最後の春」のことである。
この物語のヒロインになるのかな、柊真昼との関係性もイイ。冒頭の、幼い頃に身分を越えた関係があったことが触れられていて、それ自体は大した話ではないのだけども、成長して高校で再開し……そして、その後の彼と彼女の関係の成り立ちがとてもたまらない。クライマックスでは、うおおおおって声出そうになった。
と、それ自体はなんてことない、良く言えば普遍的、悪く言えばベタなことなんだけど、見せ方が工夫されていて、新鮮な感じ方で読ませてもらえるのは楽しくて仕方ない。
まぁそんなわけで楽しく読ませてもらったのですが、触れないわけにいかないのがコミック版の方。先程書いたように、作中の世界は程なく破滅を迎えるわけですが、コミック版は破滅後の世界が描かれています。
主人公は百夜優一郎。子供たちだけが生き残るという未知のウイルスにより壊滅した世界で、吸血鬼の地下都市に幽閉されていた優一郎は……というような感じ。ラノベ版の主人公である一瀬グレンも24歳になって登場。何年経ってんだよ! って思ったけど普通に8年ですね。まぁそんなわけでラノベ版から8年後の世界が舞台のお話。
自分はラノベ版から先に読んだので、どうしてもグレンやラノベ版に出てきたその他キャラが気になって仕方ないんですが、まぁそれはそれで置いておくとして、こっちはこっちだけでも十分面白い。漫画なので入りやすい、というのもあるかもしれないけど、まぁ先にこっちから公開されてたんだろうから、そういう風に作ってるあるんだと思いますが、めちゃくちゃ惹き込まれました。
あと、何が凄いって絵が半端なくスゲーんですけど。コンテを降矢大輔さんが切って、それを山本ヤマトさんが作画してるといった感じなのでしょうか。それだけでも楽しくなるぐらい眺めちゃった。

さて、両方読んだ印象ですが、率直に言って、どちらか読んで気に入った人は、残念ながらもう片方も読むしかありません。えっ、さっき漫画は漫画だけで十分面白いって言ったよね、と思われるかもしれませんが、いやまぁそうなんだけど、だって違う話なんですもの。さっき置いたコミック版のグレンですけども、とてもいいキャラをしているんです。ラノベ版でも感じた部分だったり、ちょっと大人になっていそうな顔だったり。8年の年月に何があったのか、ということ……読みたくて仕方ないよね。コミック版でグレンが気に入った人は絶対に読むべき。
『終わりのセラフ』というシリーズが気に入った人にとっては、最早スピンアウトとかじゃなくて、2つで1個ですね、これ。とりあえず両方読むよ、という人に、読む順番ですが、まず世界観を掴みたいならコミック版からをオススメします。漫画ということで入りやすいかと思います。ただ、ラノベ版から読むとキャラへの思い入れが強くなって、それはそれで楽しいので、それもアリかと思います。
くそー……あざといことしやがって……と思ったけど、コミック版はジャンプSQ=集英社、ラノベ版はラノベ文庫=講談社。何してんだ、あんたら。ウィンウィンの関係か。わかったよ、次もその次も買うよ、読むよ。負けたよ。だって仕方ないじゃないか、めっちゃ面白いんだもの。まぁラノベ版もコミック版も原作者は同じなんだから当たり前なんだけども、どちらもキャラとその関係性がたまらんです。ちょうド好みです。
だから、何卒、ラノベもコミックも、終わりまでがっつりとお願いします。

彼女がフラグをおられたら ここは俺に任せて、お前は夏休みを満喫しろ/竹井10日,CUTEG

幡ヶ谷がくえんわ! アニメ化フラグが立った『がをられ』、フラグラブコメ4巻! 今回は夏休み回!
夏休みということで皆が寮を離れ帰省する中、身寄りがない颯太は一人で寮に残ることに……ならない。颯太に激甘な彼女たちが寮に颯太一人を置いていくなどあり得るわけがないのだ。そんなわけで、ダダ甘お姉ちゃん菊乃の実家についていく、というようなところから夏休み回スタート。
ラブコメ部はいつも通りな感じだけども、今回はファンタジー部(?)がグッと深まった印象。どう颯太たちに関わっていくのか楽しみが深まるばかりです。
しかし、巻を重ねる度に茜がアホの子になっていっている気がするな。菊乃お姉ちゃんのダダ甘さは増すばかりだし、恵の女子力の高さは天井知らずだし、凛くんのチョロさもどんどん磨きがかかっている……というか、もう凛くんはチョロインとかそういう概念を超越した何かの存在になってるとしか思えないw
引きは、新展開に颯太に由縁のある人物がチラリとし、続きが非常に気になる形。5巻はよ状態である。

コミカライズ連動企画の公式同人誌『FLAG 02』も年末に届きました。短編小説や漫画、CUTEGさんのラフイラストというだけでもファンには嬉しいけども、寄稿イラストが豪華過ぎて噴いた。いとうのいぢさん、宇木敦哉さん、saitomさん、TNSKさん、とイラストも込でラノベが好きだというラノベファンにはたまらない面子。今回(原作4巻×コミカライズ3巻)もあるようなので絶対応募します。

で、そのコミカライズの方も。まぁコミカライズというのはだいたいちょいちょい原作とは違う部分があるものですが、今回は違うというよりも追加エピソードがあってそれが妙に楽しかった。2巻の運動会と3巻の臨海学校+林間学校の間のちょっとしたお話。そういえば、そういうのあったな、という感じで楽しかった。しかし、改めて見ると月麦婆さまの孫可愛がりは破壊力高いなw

それにしても、がをられアニメ化ということだけど、どういう形のアニメなのか気になる。単純にフラグのアクションを動く絵で見たくて仕方ない。びょこびょこ立ったり、ズドーン! と大っきいのが立ったり、折れたり立ったり、ひょこひょこ動いたり、楽しそうなんだよなー。できたらテレビアニメで見たいすなー。

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 5/榊一郎,ゆーげん

オタク文化×異世界ファンタジー=オタク文化で異世界侵略ライトノベル、第5巻。山越え谷越えで、このシリーズも、はや5巻。榊さんは複数連載抱えてるのに、よくこれだけコンスタントに出せるなあ。しかも、どれもクオリティ安定してるし。
さて、今回は慎一たちが住む神聖エルダント帝国の隣国であり、敵国のバハイラムとのあれこれがメイン。慎一くん、バハイラムに拉致られスタート。色々な思惑からエルダントも自衛隊も動けない中、お付きのミュセルが単独で救出を決意。そんなわけで、今回はミュセルが準主人公的な立場で物語が進みます。ていうか、表紙でミニミ持ってるんだが、これ、凄いな。ファンタジー世界のエルフがミニミ……!
にしても、所期の頃のエルダントの時にもそうだったけど、誘拐されたバハイラムでも色々な場面でギャップに遭遇。この、文化の違いをまざまざと実感する場面は相変わらず面白いなー。まぁ異世界でなくとも、日本とは全く価値観の違う外国だったり、日本でも大昔ならそういうギャップがあるんだろうけども。そういう意味では、まぁ大昔は無理にせよ、一度は海外とか行ってみたいなあ。行かないけど。
そして、今回の見せ場はやはり、「5巻のアレがまさかこんなことになるとは」という場面だろう。クライマックスでは、マジでー!?w とまんまと思わされました。
新キャラもよかった。やはりクラーラ。あざとい、わかりやすすぎる、と、わかっていてもブヒらざるを得ない。具体的には、見て判断して欲しい。周りに誰もいないことを確認したら、63ページを開きましょう。おわかり頂けただろうか。
と、このように、毎度のことながらゆーげんさんのイラストも素晴らしい。ミュセルがミニミ、というのはゆーげんさんの発案らしい。そしてなんと、今回は、カバーを外すとフェイドラのデザイン画まで見れるというオマケ付! じっくり見たいなーと思ってたので、これは嬉しい! ラノベ文庫、やるー。
と、まぁこんな感じで満足の5巻でした。あとがきによると、6巻も楽しそうな雰囲気。6巻も楽しみです。

好敵手オンリーワン 3/至道流星,武藤此史

三角関係ラブコメ in 商業バトル第3巻。
商業バトルもいよいよ本格化。帯にもある通り、水貴はついに会社買収に乗り出す。動かすお話はスケールが大きくなってきたけど、途方もないモノを見ている感じにはなってないので、とてもドキドキハラハラと読ませてもらった。企業の見極めから資金繰りから、一個一個積み上げていく様子をとても面白く読んだ。
対して、弥生は新しいビジネスとして葬儀事業を打ち立てる。その流れで語られる、現在の日本の葬儀についても含めて楽しかった。今の日本の葬儀はお金がかかりすぎ、というのは全くもってその通りだなぁと。日本の平均葬儀費用と、各国の平均葬儀費用の対比があって、初めて見たんだけど驚いた。別に海外と同じにすべきだとは思わないけど、それにしたって日本は高杉だというのは確かに思う。
費用にもかかってくることなので思うのだけども、あまり葬式をイベント的にするのはどうかと思うのです。身内のことだし、葬式のことをgdgdはあまり言いたくないけど、つい2,3年前にやった祖父の葬式が一部、非常に不愉快だった。結婚式とか卒業式とかじゃねーんだよと。感情を盛り上げさせる演出みたいなのマジでいらないから。勘違いすんなと。不愉快以外の何物でもなかった。そういうことを本当に近い親族だけの軽い打ち上げの呑み会の時にも軽く言ったのだけど、俺が空気読めないみたいな雰囲気になったので死にたくなったw でも、祖母の時にはそういうのなかったしさぁ……。まぁ、そんなこんなな思いもあって弥生の葬儀事業の話はとても面白かった。
そして、そんな二人に挟まれてる主人公も自分の置かれている状況に自覚的になってきて、割と楽しげな感じになってきました。なんとか答えを捻り出そうと色々と試行錯誤してるのはなんとも可笑しくてクスリとしてしまう。しかし、まぁ、なるほどと。恵まれてるからって辛くない、という話ではないのだなというのはよくわかった気がする。それはそれとして爆発しろと思うけれども。
そして、今回はまたとんでもない所で次回へ持ち越し。『大日本サムライガール』とリンクしたりしないかしらなどとも思いつつ。

| 1/3PAGES | >>

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

links

profile

search this site.

others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM