ハイライトブルーと少女/靖子靖史,TNSK

二十代後半の青年と女子中学生が織り成す青春小説。
右を向いても左を向いても嫌煙のこの世の中。これほど煙草が出てくる作品が他にあるだろうか。しかも、一応ライトノベルというジャンルに入るレーベルの作品で。
タイトルにあるハイライトブルーとは、実在する煙草の銘柄の1つである『hi-lite』のパッケージを彩る青色のことなのだけども、このコバルトブルーを押し出した装丁が素晴しく、つい手にとった。値段と内容にどうにも納得できず、講談社BOXは買うまいと思っていたのだけども、結果的には、まぁ……その……買ってよかった。素晴らしい作品でした。
先に書いたように、主人公は二十代後半のオッサンに片足突っ込んだ青年である。ニートとか、あるいは探偵とかなんでも屋みたいな特殊な職業とかでもなく、会社員としてしっかり社会人をやっている。そんな主人公と女子中学生のヒロインのお話で、これほどまでに青春されると、もうどうしたらいいのか。反応に困る。しかし、困ってるうちに、惹き込まれる。
ただ、帯にてタニグチリウイチさんが「ロリコン野郎だ、とは言えない」と書いてあるが、これはしかし、あえて言いたい。このロリコン野郎が!>主人公 だって、この人、シリアスな場面でもちょくちょく女子中学生ウヒョーってなってるんだもの! まぁ女子中学生だからしょうがないよね!
そして、そんなロリコン野郎の愚行に泣かされるオッサンがこちらになります。
しかし、ハイライト。hi-lite=「もっと陽の当たる場所」という意味があるんですね。かっこいいなー。パッケージも和田誠さんによるものなのだとか。どおりで洒落てるわけですな。ハイライトのパッケージを模したボックスのデザインにもあるように、開けると外れちゃうアレのあの赤いラインがまたイイんですよね。そう考えるとこの注意書きは野暮だなぁ……。さて、もうだいぶ前に禁煙してたんですが、この本を買うにあたって一緒に買って、久しぶりに喫煙。まぁ……美味しかった。ハイライト特有の薫りと少し重めの味わいが、お酒ともよく合ったというのもあって。高いしw、以前のように日常的に吸うということはもうないと思いますが、これから、お酒を呑む時はちょくちょく喫るかもしれません。
喫煙者なら是非ハイライトを喫みつつ読んでほしい『ハイライトブルーと少女』。青春小説を読みたい人に是非オススメ。

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