RADIO ONSEN EUTOPIA/やくしまるえつこ

やくしまるえつこ
みらいrecords
¥ 2,623
(2013-04-10)

元ネタはNHK-FMの『やくしまるえつこ“みんなのクリスマスセッション”』。だから、みんなのうたが多く収録されてるのか……。
ちょっとだけ聴くつもりが通して聴いてしまう。そんなアルバム。聴き終わった時はもう、凄いな、の言葉しか出てこなかった。
最初、セッションの音源化と聞いて、そんなんええから素直にフルアルバム出せよこのやろう、とか思ってごめんなさい。もう、これ、やくしまるえつこソロの1stアルバムでいいんじゃないかというほどに素晴らしい『作品』に仕上がっている。そこに流れてる空気までパッケージされているようで、それがまたいい空気感を醸してる。収録曲はアニメ好きならお馴染みの曲が多いけどw、そんな中、みんなのうたのカバーが利いてる。
幕開けは『ノルニル』。言わずと知れた『輪るピングドラム』の1期OPテーマですな。なんとなく、バンドアンサンブルになって、ハイハットの性急に刻む音が非常に心地よく響くように感じる。せいぞんせんりゃくー!
そして、さっそくみんなのうた、『恋するニワトリ』。谷山浩子さんの歌。元々可愛い曲だけど、少しカントリーを匂わせるメロディと、やくしまるえつこさんのキュートな歌声がハマるハマる。「ココ コココ ココ ココ コココ 恋は恋は恋♪」は必聴。
3曲目は『ヴィーナスとジーザス』。荒川アンダーザブリッジ1期OPテーマ。 アニメの時から可愛い曲だったけど、相変わらずの可愛さだなー。というか、歌詞を蛍光オレンジでプリントするのやめて、読み辛いw
続いては『COSMOS vs ALIEN』で、荒川アンダーザブリッジOPテーマシリーズ感。英語の語り口調から始まるスペイシーポップ。NARASAKIさんのギターがなんともたまらん味出してる。もしか、星が弾いてると妄想したらちょっと面白い。あの子はいただき!
5曲目、『北風小僧の寒太郎』キター。編成も、ボーカルとギターのみだけど、寧ろ暖かい雰囲気ある。なんなら冬のおこた感まである。3番のギターのカッティングがかっこいい。ヒュルルルーン、ルンルンルン♪
前半戦締めは『ヤミヤミ』。最近のみんなのうたは見てないからわからないのだけど、やくしまるえつこのみんなのうたに書き下ろした曲がこれ、なのかな。少しホラーぽい劇伴感のある可愛い曲で、なるほど、みんなのうたに流れていても不思議はないかも。今聴いても大好きになれる曲だけど、もし子供の時にみんなのうたで見たら凄く大好きになってただろうなぁ。
後半戦最初となる7曲目は『少年よ我に帰れ』。『輪るピングドラム』2期OPテーマ。この不穏なビブラフォンの音色、そっからのサビ前の「少年よ我に帰れ」はもうこれだけでたまらんすな。ディスティニーーーーーー!
8曲目はみんなのうたから『キャベツUFO』。ボーカルとビブラフォンだけで構成されており、やくしまるえつこの歌声が思うまま堪能できる。ビブラフォンの音色とスタジオ? の空気感が、まるで夜のキャベツ畑で唄われているかのような空間が演出されている。お店などで試聴して、この歌で「買おう!」とはならないかもしれないけど、もし買ったら是非おうちでゆっくり聴いてほしい1曲。
次も引き続きみんなのうたから、『ラジャ・マハラジャー』。ボーカル、ギター、ベース、ドラムと完全バンド編成ナンバー。所謂バンドブーム的なノリのいい音を鳴らしてくれていて、とても楽しい。こういう曲もやるんだなぁw それにしてもサビ前の「まあ! まあ!」のなんと可愛いことか。こんなバンドの娘いたら1秒で恋に落ちるわ。
10曲目、『ときめきハッカー』。『電波女と青春男』のEDテーマ『ルル』に収録されていた曲。本当は『ルル』も聴きたかったところだけど、まぁそれはいいとして。メロディといい歌詞といい演奏といい、変態的なリズムが楽しい楽曲。ツインドラムが同期する箇所の気持ちよさは異常。そして、最後に漏れる「……はわぁ」。素晴らしいです。
そしてそしてラス前に『メトロポリタン美術館』! 子供の頃、みんなのうたで大好きな曲でした。大貫妙子さんの楽曲だったんですねー。さて、やくしまるえつこさんバージョンということですが……もう、とりあえず聴いてみてください、の一言。
ラストは『ロンリープラネット』。先述のみんなのうたに書き下ろされた『ヤミヤミ』のシングルに同時収録された曲みたいだけど……これが凄い。宇宙に投げ出されたのか、旅をしているのか、彼女なのか彼なのかわからないが、その中で、交信し、文通し、メールをやりとりし、約束して、別れるまでが描かれる。そう、これは、スペースオペラ(違う)。全体に漂う浮遊感や「梅干し食べたい」などのフレーズが掴みどころのない作中の人物のキャラクターや背景を思わせるし、サビに入る時のバスドラとギターが作中のキャラクターの語りを盛り上げてくれてまたたまらん。いや、もう最後の言葉には「おい、どこ行くねん! (泣き顔)」と思ってしまうぐらいに。長い曲ですが、時間を忘れてしまうくらいにドラマチックで感動すら覚える。これ、原曲も聴きたいな……。
というわけで、至福の1時間を過ごさせて頂きました。やくしまるえつこさんのことが好きな人はマストだと思います。7月には相対性理論でも新作を出す模様。そちらも楽しみですね。

選ばれてここに来たんじゃなく、選んでここに来たんだ/The Mirraz

インディーズバンドの雄、などというといくらでもいそうな昨今ではあるけども、その中でも精力的に活動していた、国産ポストパンクバンド、ミイラズのメジャデビューアルバム。その決心はアルバムタイトルにも現れていると言っても過言じゃないだろう。メジャーに誘われたから来たんじゃない、望んでメジャーという場所に来たんだ、という覚悟が垣間見える。そして、その覚悟に違わぬクオリティの高さのアルバムになっている。

幕開けはシングルにもなった『気持ち悪ぃ』。強烈な攻撃性をユーモアとミドルテンポに乗せて歌い上げる。「あ〜気持ち悪ぃ」のメロディは痛快。
2曲目はスーパーキラーチューン『スーパーフレア』。多すぎる言葉数の歌詞を捲し立てるボーカル、乱舞するハイハットとスネア、鋭角に入ってくるギターの単音の音色、ブンブン唸るベース。歌詞もシニカルでありながらストレート。もうこの曲だけでヤラれる。とりあえずこの曲を聴いてみて欲しい。
3曲目は『encode』。日本語と英語を遊んだような歌詞とメロディが心地よい1曲。
4曲目、メジャデビューシングル、今のミイラズの真骨頂とも言えるだろう『僕らは』。前につんのめるかのようなボーカルに乗せて歌われるその希望にグッとくる。どこで息をするんだというようなそのボーカルは時に息苦しくも聞こえるのだけども、それがサビのメロディの優しさを際立たさせる。素晴らしい曲だと思います。ミイラズの代表曲になるのではないでしょうか。
続く曲は『HELL'S DRIVE』。重厚なフロアタムとギターのリフが印象的なナンバー。高音の「ride on time」のボーカルから爆発する展開がたまらない。ライブで盛り上がりそう。
次は『うるせー』。セカンドシングルですね。あえて、うるせー、とだけ言っておきたい。
折り返しの7曲目は『クッキー』。失礼ながら、こういう曲もできるんだ、と唸ってしまった。そして、こういうおとなしい曲調でも、多めな言葉数で、またそれがいい味を出してるのが憎い。
そして『De La Warr』からまたエンジン全開。ふざけたような歌詞と踏みまくる韻が気持ちいい。
そのままのテンションで『ウ□ボ□ス』突入。掛け合いながらサビまでぶっ飛ばしていくスピード感に溢れるナンバー。よく息続くなぁ……。
シングル曲群の最後は『傷名』。日曜のジャパンカウントダウンのオープニングナンバーにもなってましたね。この曲に限ったことではないのだけど、中指立てて悪態つきながら前を向いてるような姿勢を感じる歌詞はたまらんな。この曲がアルバムで一番歌詞が長いのだけど、それだけに最後の1節はよく響く。
個人的には大のお気に入りがこの11曲目の『S.T.A.Y.』。攻撃的なベースのリフから入り、高揚感のあるサビに繋げて疾走するサビ終わりの「STAYSTAYSTAY……」。そこからまた攻撃的なベースのリフに戻り……という2面性が全く違和感なく結びついていて、その快感がクセになる。アレだ、甘いモノ塩っぱいモノ、甘いモノ塩っぱいモノのエンドレスループ感。
ラス2の『きっと、きっとね』。弾き語りかのような雰囲気すらある優しいナンバー。優しい陽光が挿し込む情景が浮かぶかのような音で、非常にやすらぐ。こういうのもできるんだ(2回目)。
と思わせてからの『Fuck you very much』。ホントにありがとうございました。

というわけで素晴らしいアルバムでした。あと、一応、シークレットナンバーもあるんですけど、二郎のことよくわからないです、ごめんなさい。
ロック好きなら、とりあえず『スーパーフレア』と『僕らは』を聴いてみて。激オススメ。

MASH UP THE WORLD/MAN WITH A MISSION

MAN WITH A MISSION
日本クラウン
¥ 2,149
(2012-07-18)
【ディスク1】
  1. Mash UP the DJ!
  2. FROM YOUTH TO DEATH
  3. distance
  4. ニュートラルコーナー
  5. Get Off of My Way
  6. フォーカスライト
  7. Bubble of Life
  8. Lithium
  9. Just Like Magic
  10. 時代
  11. Feel and Think
  12. colours

歌うオオカミさん2nd!
出たの夏だけども、今年のうちに書いとかないと書かないだろうし、今更感漂いながらも感想文リリース。
先行シングルは空飛ぶオオカミとなり、JsportsのJリーグ中継のテーマソングにもなった、3曲目の『distance』。ある意味では、狼さんはこの曲が真骨頂。メロディはシンガロングに歌える強さとポップさを併せ持ちながら、踊りたくなるようなビート感とモッシュに加わりたくなるような身体性とでもいうか。
幕開けは『Mash UP the DJ』。1曲目に相応しく、これからマンウィズが暴れ回りますよ、というwktk感を盛り上げてくれる。その盛り上がった気分を見事にノセてくれる『FROM YOUTH TO DEATH』に、件の『distance』で爆発。そして『ニュートラルコーナー』で文字通り一休みしつつ気分を盛り上げ、『Get Off of My Way』でまた元気に走り出す。ミュートされたギターの音色から始まり、サビまでドラマチックに展開する『フォーカスライト』。全て日本語詞なのも沁みる。踊りたくなるような、それでいて跳ねたくなるような『Bubble of Life』、そして、NIRVANAのカヴァーである『Lithium』。いいの持ってくるなー。オオカミさんたちの涅槃。シンガロングでありながら、跳ねたくて仕方ないリチウムに仕上がっている。で、疾走するかのようなスピード感が気持ちいい『Just Like Magic』。ギターの繊細なまでの音色と力強いメロディが印象的な『時代』。前につんのめるかのような攻撃的な演奏と感傷的にすら感じるメロディを掛け合わせた『Feel and Think』。カッチョイイ! 最後はしっとりと、しかしエモーショナルに『colors』で締め。と、大満足のアルバムですた。
それにしても、このオオカミさんたちは狡猾ですわ。や、オオカミってのは狡猾なモノなのか。まぁでも「わっち」とは言いそうにはないが。とはいえ、一度好きになった人たちを捕まえて離してくれない。
そして、とてもライブが映えそうで、それでいて楽しそうなバンドである。今、ライブを見てみたいバンドの1つ。ライブにあまり行かない引きこもり系の音楽好きだけど、マンウィズだけはそのうち絶対見たんねん……!

THE DRESSCODES/THE DRESSCODES

ドレスコーズ
日本コロムビア
¥ 2,699
(2012-12-05)
【ディスク1】
  1. Lolita
  2. Trash
  3. ベルエポックマン
  4. ストレンジピクチャー
  5. SUPER ENFANT TERRIBLE
  6. Puritan Dub
  7. Automatic Punk
  8. リリー・アン
  9. レモンツリー
  10. 誰も知らない
  11. (This Is Not A) Sad Song
  12. 1954

元毛皮のマリーズの志摩遼平による新バンド The Dresscodesの1stアルバム。発売して1週間ぐらいしてから気づいて買ったのだけど、それを物凄く後悔するほどに素晴らしいアルバムでした。
毛皮のマリーズもそうでしたが、ガレージ感溢れるグラムロックは変わらず。グラム感溢れるガレージロックと言った方がいいのか……? まぁいいや、それはともかく。マリーズの時よりストレートに、より深く、小賢しいことしないで勝負してる。あの時の小賢しい感じが好きになれなかった人は、とりあえずこのアルバムを聴いてみて欲しい。凄いのは、たとえば、よくロックやパンクで言われるような、勢いとか衝動とかで突っ走ってない。衝動だけで終わらせず、その先の音を恐れずに鳴らしてくれている。ストレートだけど捻りはあるというか。真っ直ぐに見えるけど、よく見るとネジってる感じ。これがすごくイイ。
そうなのだ。ロックは勢いで突き進むだけじゃない。みんながみんなセックス・ドラッグ・ロックンロールじゃない。悶々と悩んでウジウジと布団にくるまって嗚咽を漏らすような夜を乗り越えて、そこから生まれるロックだってある。そしてセックス・ドラッグ・ロックンロールなのだ。うん、いうてもセックスはしますよ的な、そういうのは仕方ない。えーと、着地点が見当たらないな。セックスって書きたかっただけ感は否定しない。セックス!
アルバムの幕開けは、ミュートされたギターの音色と囁くような歌声がたまらない『Lolita』。感傷的にすら見えるような、少女に話しかけるかのような歌詞もグッとくるモノがあります。そして、『Trash』、『ベルエポックマン』と、キラーチューンが続き完全に持ってかれた。ラストナンバーである『1954』を聴き終えた時の満足感ったらなかった。
音の感触としては、あくまでグラムロックなんだけど、ガレージやポストパンクとかのがイメージしやすいかも。個人的には、The Strokesの『First Impression of Earth』とか、The Libertinesの2ndとかがイメージ的に近い気がします。ちなみに、どちらも3桁ではきかないんじゃないかってほど聴きました。このアルバムもそうなりそうな雰囲気がプンプンします。
演奏は軽薄にも聴こえかねないボーカルやポップなギターをリズム隊が締めていて、とてもイイ塩梅。まぁボーカルは別格。ギターはホントにたまらないです。何がどうというより、曲の中でのギターの鳴り方が好きすぎてヤバイ。対して、リズム隊はかゆいところに手が届くというか、出るとこ出てるし、引っ込むとこ引っ込むという理想的なバランスで素晴らしい。ベースラインはマジで渋いし、絶妙なところで出たり入ったりしてくれる。そして、全てを支えるだけでなくしっかり音を足せるドラミングもたまらなかった。全てのパートが過不足がないと思えてしまう完成度。
あと、実はマリーズの頃から志摩さんの唄ってるとことか見たことなくて、『Lolita』のPVを初めて見てビックリしたんだけど、彼はイエモンの吉井さんのことが好きってことでいいのかな? 今の髪の感じもそうだけど、仕草とかそのまんまな感じだったが。そこも含めて、寧ろ好きになったので、ライブとか見てみたい。
つーわけで、今月はラノベいっぱい読まなきゃいけないのに、こんな中毒性の高いアルバムとか、なんて迷惑なモノを出してくれるんだ。 けしからん、もっとやれ。

abnormalize/凛として時雨

凛として時雨
SMAR
¥ 1,135
(2012-11-14)
【ディスク1】
  1. abnormalize
  2. make up syndrome
  3. abnormalize (TV edit)
【ディスク2】
  1. abnormalize (music video)
  2. 「PSYCHO-PASS サイコパス」non-credit opening movie

ノイタミナで放送されてる虚淵玄・深見真共同脚本のアニメ『PSYCHO-PASS』のオープニングテーマ『abnormalize』。勿論、DVDがついた期間生産限定版を買わせて頂きました。ノンクレジットオープニング! やっぱり、こういう風にノンクレジットでゆっくり見られるのは嬉しいな。
内容的には、ある意味では凛として時雨らしい曲。混沌とした演奏とハイトーンなダブルヴォーカル、時折混ざるスクリーム。ナイーブな部分と荒々しさが同居する歌詞。改めて聴くと『PSYCHO-PASS』によく合った曲だし、バンドだなぁと。個人的には、アニメでは聴けない終盤のクライマックスがたまらんので、アニメ本編でもいつかそこを使う部分とか出てこないかな、と思わなくもないw
まぁ、そんなわけで素晴らしいオープニングテーマですた。
カップリングの『make up syndrome』もタイトル曲に負けないクオリティ。
あと、ジャケットが渋すぎます。正直、特典DVDって殆ど見ないのでw、迷ってたんだけど店でジャケット見て、完全にこっちだわと。
つーことでアルバムはよ。

All That We Have Now/Fear, and Loathing in Las Vegas

and Loathing in Las Vegas Fear
バップ
¥ 2,450
(2012-08-08)

国産スクリーモ×ディスコバンド、2ndアルバムktkr!
デビューアルバムで見せた転調・変拍子何でもござれのドラマチックな展開に大袈裟とも言えるアレンジ、聴かせるクリーンメロディと激しいながらもポップさすら感じさせるスクリーム、メタルとテクノロジーが縦横無尽に飛び交いまくるサウンドはもちろん健在。そして、その全てが進化・深化。日本のスクリーモバンドでは今一番勢いがあるのではないか。
最近ではアニメでOPソングを担当したりして知名度を上げつつあるラスベガス。昨年出したミニアルバムにはカイジのOPテーマが収録されたが、今回のアルバムにはハンタのEDテーマである『Just Awake』が収録。勿論「ワスレナイデー」もしっかり収録されておりますw キルアアアアアアア!!!
捨て曲ナシ。1曲目『Acceleration』、のっけからバスドラ打たれてがっつり引き込まれる。5曲目、10曲目で挿まれるインタールード(M-5:Interlude 鵯、M-10:Interlude 鵺)すら聴き応え十分。局所的にはM-7:Defeat and Beatのラップもどきな部分の巻き舌がたまらんw 最後も『Don't Suffer Alone』でかっちり締めて作品世界を堪能させてくれる。そして、また再生ボタン押させる中毒性。
それにしても彼らの『スクリーモ×ディスコ』は反則だのう。スクリーモというのはヘビメタ〜ハードコア〜エモコアという変遷を経て辿り着いただけあって、曲の展開がハードながらもドラマチックでメロディアスなのだけど、それとディスコサウンドの絡みがこんなに相性いいとは。対極のように感じるけど、ドラマチックな展開という意味では似たとこあるのかもしれん。ハードなスクリーモサウンドをシンセと打ち込みのディスコサウンドが盛り上げる盛り上げる。あと、単純にツインバスドラはそれだけでポイント高いw うるさい音がキライでなければ是非一聴を。
ジャケットもイイ出来。元々やってたサイケでテクノな雰囲気のデザインと3D加工は相性良さげ。ブックレットの歌詞が一部逆になってるらしいけど、致命的なミスだと思うけど、たぶん読まないし、まぁいいとするw
ライブ、見てみたいなあ。

distance/MAN WITH A MISSION

狼男によるメロコア+テクノロジーバンド、初のメジャーシングル。今回のシングルは空飛ぶ狼男w

タイトル曲の『distance』は、空を飛ぶかのような疾走感、いや飛翔感のままに、ドラマチックな展開と渋いメロディを繰り広げる狼男。歌詞もクる。

もう一度笑うために 戦うなら今
今日、今夜、この世界を変えて見せるんだ

とかヤバイ。つーかこういう雰囲気の歌詞が満載。
いや言葉自体はなんでもない歌詞なんだけど、実はこの曲、JsportsのJリーグ中継の前後に流れている。まぁそれ自体はただのタイアップに過ぎないが、この歌詞は贔屓クラブのあるサッカーファンとしては、勝手に感情移入してしまうのに格好の歌詞であるw
贔屓の選手への思い。何より『俺たちのクラブ』への思い。勝手に感情移入するなと言われてもしてしまうのだから仕方ないw

声を震わせて、かき消して、僕らを隔てるものをぶち壊すんだ


2曲目は『フォーカスライト』。こちらは全歌詞日本語になっており、1曲目よりも手触りとして柔らかく、なんとなくこちらの方がシングルっぽい気がしないでもないw

3曲目は『ワビ・サビ・ワサビ』。所謂お遊び曲、だがクオリティは高い。このシングルに収録されている楽曲では一番ノリがよく、ライブとかで盛り上がりそう。
歌詞の

転がり続ける石も格好良いが
コケの生えた石もそれはそれで美しいのさ

というのは、何気にイイ歌詞ではないだろうか。

4曲目は1st収録の『FLY AGAIN』のリミックス。かっこよす。

というわけで、来月発売のアルバム『MASH UP THE WORLD』に向けて、ファンとしてとてもモチベーションの上がる納得のリードシングル、とステマしたくなる1枚ですたw

PORTAL/Galileo Galilei

Galileo Galilei
SME
¥ 2,711
(2012-01-25)
【ディスク1】
  1. Imaginary Friends
  2. 老人と海
  3. Kite
  4. Swimming
  5. さよならフロンティア
  6. Freud
  7. Good Shoes
  8. 明日へ
  9. 星を落とす
  10. Blue River Side Alone
  11. 青い栞
  12. スワン
  13. 花の狼
  14. くじらの骨
【ディスク2】
  1. 青い栞 -Music Video-
  2. さよならフロンティア -Music Video-
  3. 明日へ -Music Video-

『Imaginary Friends』で「さよならだよ」と幕を開けるアルバム 。
少し捻た青春の音楽に似合うのは何故か冬の景色、な気がするのは何故だろうw
M-1:Imaginary Friends(週刊YJ増刊『アオハル』テーマソング)、M-5:さよならフロンティア(ドラマ『荒川アンダー ザ ブリッジ』)、M-8:明日へ(アニメ『機動戦士ガンダムAGE』)、M-11:青い栞(アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』)と、ヲタ趣味のあるロック好きには嬉しいラインナップw
けして、ノリがめちゃくちゃいいわけではないし、シンガロングに歌いたいような曲でもない。
浸るような曲調だし、優しい歌声なのだけど、油断してると感情を抉られる。

1曲目の「さよなら」から、2曲目の『老人と海』の「I love you」に繋げるひねくれた感じがたまらないw
くるりやスーパーカーなどの捻た青春系バンド直系の感じが高2病患者の俺にはビンビンくるw
あと、女性コーラスが入るのたまらんの何でだ。
くるりの『バラの花』とか、スーパーカーもそうだった。
やっぱり青春はバンドに女子いないとダメかw
『Imaginary Friends』のコーラスはさよポニみぃな。
この他数曲でも唄っていてイイ!!
さよポニ聞きたくなった!w
あと、やはりヲタ的にはどうしたって『青い栞』w
めんまあああああああああああああ
いまだにイントロでめんまが跳ねる姿が目に浮かんで涙目になるの最早怖いw
ホラーのレベル。
Σ あの花はホラーだったのか!
や、まぁホラーか。
テーマソング系以外では『老人と海』が好きかなあ。
四つ打ち青春ポップ大好物w
I love youを食べるという喩えもいいなあ。

ともかくとてもいいアルバムでした。

burundanga/FACT

ファクト
MAXIMUM10
¥ 2,196
(2012-01-11)

アルバムタイトルの『burundanga』(ブルンダンガ)は薬物(コカインの一種)なのだそう。
なんでも昏睡強盗(お酒などに混ぜて昏睡したとこで金品を奪う)などに使われるんだとか。
なるほど。
「奴はとんでもないものを盗んでいきました。……あなたの心です」
俺が!
俺たちが!!
クラリスだ!!!

タイトルはともかくw、内容はメンバーが最高傑作を評すると言われてる通り、これまで培ってきた音楽を深化させた上で、これまでで最もポップに昇華させている。
1曲目イントロから全開で掴まれる。
Zebraheadや311を彷彿させるかのようなリフやノリが出たかと思った次の瞬間には高速バスドラにエレクトロニカが、泣きメロとスクリームが畳み掛ける。
歌に演奏に打ち込みに、繰り返される印象的なメロディ、5人ボーカルの掛け合いにコーラスにユニゾンと、コロコロとめまぐるしく変わりつつも重層的にまとめあげる剛腕も健在。
シンガロングな感じもあったりして、ライヴとかでも映えそうな曲も多し。
FACTのライヴ行ったことないからわからんけどw

逆輸入で話題になった『FACT』からのニワカだけども、やってること自体はそんなに変わってないと思う。でも、確かに進化している。
そういうふうにブレずに進化を続けるのはほんとうに大変なことなわけで。
いいアルバムですた。

ほんとうに全曲いいので個別にどうということもないのだけど、その中でも鉄板はM-3『pink  rolex』かなあ。
このアルバムで一番FACTFACTしてる感じがするw
あとはM-8『eighty six』。フゥ〜ウー♪て歌いたくなっちゃうw
こういうはっちゃけた感じというか、そういうのって、個人的に昔からたまらんのよなw
THE MAD CAPSULE MARKET'Sの『GOOD GIRL』とか大好きだったしw

HHH/トリプルH

トリプルH
キングレコード
¥ 2,800
(2011-12-21)
【ディスク1】
  1. ROCK OVER JAPAN
  2. イカレちまったぜ!!
  3. BAD NEWS(黒い予感)
  4. 魂こがして
  5. ダディーズ・シューズ
  6. Private Girl
  7. HIDE and SEEK
  8. 朝のかげりの中で
  9. 灰色の水曜日
  10. HEROES〜英雄たち

イマーーージーーーーーーン
きっと何者にもなれない僕たちに鳴らされる生存戦略、とロック雑誌が書いたかどうかは知らないw
アニメ『輪るピングドラム』のキャラソンアルバム。
劇中の架空のアイドルユニット『トリプルH』のアルバムという体。
トリプルHの由来はヒマリ、ヒバリ、ヒカリの頭文字から。
ARBの少し古臭いぐらいの男言葉の歌詞と、アニメの可愛い女の子がこんなに喰い合わせがいいとは。
十代の女の子の背伸びしてる感じでとてもかわいいし、ARBの影がまたスパイスになっててなんともいえない味わい。
また、作品のファンとしては高倉陽毬と伊空ヒバリ・歌田光莉のことを思うと感涙モノ。
例えば、彼女たちがステージで唄う姿とか想像すると感極まるものがあるw
思えば、トリプルHのこのアルバムに限らず、輪るピングドラムの音楽はとてもよかった。
やくしまるえつこやコールタールオブディーパーズはもちろん、劇中の音楽も凄く印象的な音が多かった。
ミュージカルの音楽とかw
それにしても、星野リリィさんの装画が麗しエロすぎて困る。
つかトリプルHはこのエロさ演出がとてもいい!w
コスチュームもそうだし、EDのお尻部分の布引っ張ってるのとか。
金曜日に向けてテンション爆上がり。

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