漫画ナツ100感想その1

【漫画は】漫画ナツ100【世界を 救う】 に参加しました。
これはその感想。
まず大変だったw 100本って結構多いw
どうしてもオススメしたい漫画の感想を少しだけ。

まずは会田薫さんの『梅鴬撩乱』。ITAN掲載作品。
幕末の長州の色街が舞台の高杉晋作とおうののお話。表紙に一目惚れして買ったのだけど、中身を見てさらに惚れ惚れ。
引かれてる線が気持ち良くて、それを辿るだけでも楽しい。一つひとつゆっくり見たくて立ち止まるのに、線の流れに惑わされる。梅の木のような飄々とした雰囲気で、飽きもせずに何度も見る感じ。
お話自体はあくまで、歴史もので人間ドラマなのだと思うけど、それはそれで素敵なのだけど、裏テーマとして梅キチな漫画なんじゃないかなとw タイトルもそうだし、作品にも梅がいっぱい出てくるし。

ITANつながりで、阿仁谷ユイジさんの『テンペスト』。
表紙の倒錯的な雰囲気に惹かれて購入したのだけど、大当たり。
男が絶滅した後の世界、女であることが当たり前の世界。概念としての男しか存在しない世界に男として産まれ落ちた姫。彼、や、彼女なのか、というよりそういう呼称に意味がない、女だけの世界。
そんな世界に男として産まれ落とされた姫の苦悩はどれだけ想像しようとしても理解しえないだろうと思う。性同一性障害とか、そういう話ですらないのだから。男がいるということが、本人すらよくわからない。倒錯が裏返っちゃったような存在の姫。
そんな姫とかつて恋し恋され、概念としての男を憎む皇。そんな二人のドラマ。
もー、見てるだけでドキドキ。

もう一つITANつながりで田中相さんの『地上はポケットの中の庭』。
こちらも表紙に強烈に惹かれて購入。鮮烈な緑と優しさを感じる花。今年見た中でもピカイチの表紙。中身も凄かった。
庭をテーマにした連作+αを纏めたもの。生と死の匂いがちゃんとする。だからといって恐い感じはなく、寧ろ、だからこそ活き活きとしてるような印象。
どれもすばらしいのだけど、中でもファトマの第四庭園は圧巻。
今年イチオシ。

つーわけで、ITAN推し。でも、まだ本誌は読んだことないので、今度購入したいw
やっぱり、まずは雑誌を読まんとあかんねw

で、面白そうな雑誌といえば、fellowsもそう。

入江亜季さんの『乱と灰色の世界』。
自分が今一番新刊が楽しみな作品といえばこれ。
魔法使いの家族のお話なのだけど、魔法の描写やキャラの描き方が可愛くて素敵で、もーキュンキュンしっぱなし。
最新刊3巻では、珊瑚ちゃんで悶死者続発。

笠井スイさんの『ジゼル・アラン』。
中世欧州な感じで、奔放なお嬢様の何でも屋稼業なお話。普通に描くと陳腐な感じになりそうだけど、そうならないのは絵の感じとかキャラとか雰囲気とかの造りがいいからかなあ。
ジゼルは基本かわいいのだけど、目が力強くて時折驚く。
読後感が気持ちよい。

そういう素敵作品ばかりかと思えば、こういう作品も載せてるのがfellowsの強さ、なんですかね。
長崎ライチさんの『ふうらい姉妹』。
まぁおバカな姉妹の4コマなんですが、えー、なんというかw お姉ちゃんがほんとにアレな感じくさいのですw 残念なお姉ちゃんとかそういうレベルではないw
基本4コマなのだけど、巻末についてるおまけの短編がドキリとした。
あと、ちょっとレトロな雰囲気がいい感じ。

そして、宮田紘次さんの『うたたね姫』『ききみみ図鑑』『ヨメがコレなもんで』。
うたたね姫とききみみ図鑑は短編集で、うたたねが初期の方の作品+うたたね連作で、ききみみは音楽をテーマにした短編を纏めたもの。ヨメがコレなもんで、は宇宙人妻の連載作。
『うたたね姫』はみんな面白かったのだけど、何より表題作のうたたね姫。
こんなに素敵な夢オチ漫画なんて見たことない。白昼夢を撃ち抜くエンターテイメント。
『ききみみ図鑑』も凄かった。
1話目の音楽が視えるという少年の話で、視覚化された音楽の描写は秀逸。2話、5話あたりはロマンチックでキュンキュンするし、6話でホロリ。
そして8話の耳なし芳一の話は圧巻。
いいCDを聴いた後のような読後感も音楽がテーマの短編集ということにピッタリ。
そして、『ヨメがコレなもんで』。
俺がたぶん今一番萌え萌えしてるのがコレの宇宙人嫁さん。
可愛くって可愛くって萌え萌え〜キュン。
俺も宇宙人と結婚したい!
てか、ここにきて、やっとラムちゃん萌え〜がわかったのかもしれないw

最後は、嫁繋がりで『乙嫁語り』。
舞台としては、ちょっと昔のアジア、遊牧民達の生活というところでしょうか。
100作品に挙げておいてなんなのですが、自分にはこれはここがどうと語れる言葉を持ちません。
面白いし大好きなのですが、何がどう、というのが自分には語りづらい。
物語に山も谷もあるのだけど、どこか淡々としていて、ふとした時にとんでもないことが起きたりする。
実際の日常の生活とは割とそんなもんで、それがこの作品の魅力なのかもしれません。

とりあえずこのへんで。
あとは気が向いた時にまたやります。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

links

profile

search this site.

others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM