タタリ・ブレイカー弑子/榊一郎,bon

タイトルから表紙の巫女っぽい女の子からしてそうだけど、まぁ退魔モノ。だけど、キャラの設定から何からがイイ。楽しかった。
主人公はフィギュア原型師? という奴。高校生ながら仕事としてお金をとれてるというあたり、既にかなりの腕前ということだろう。この作品を出すレーベル=HJ文庫=ホビージャパンということから主人公の役所が決まったみたいだけどw、これが利いてる。いろんなとこで「あ、なんかフィギュアの原型師っぽい」という描写があって(ホントに原型師がそういう思考や行動をしやすいかは自分にもわからないがw)、主人公の色というか味が出ていて読んでて楽しかった。
また、退魔師役の弑子の退魔方が面白かった。まず、その身に呪いを引き寄せるというモノ。その精度を少しでも上げる為の名前とか格好だというのも面白い。『弑』なんて字、初めて知ったしw(親殺しという意味があるらしい)、こんな辛気臭い雰囲気のヒロインはまぁ他では見かけないなw まぁ本人は明るい感じで関西弁なので、辛気臭いというのとはまた違うのだけど。帯の「不吉かわいい」というのはなかなかいいコピーだw
お話の展開自体はそんなに珍しいパターンではないと思うけど、キャラの魅力にも引っ張られて苦もなく楽しく読めた。オチというか引きというか、それも含めて。
あとは、やっぱり人形とホラーというのはやはり相性がイイなあと。妙な倒錯感や背徳的な雰囲気が出て、イイ感じになる。ホラーでイイ感じってなんかヘンな感じだがw
そしてbonさんのイラストがたまらんかった。表紙だけで買ってしまったけど、口絵も本文も素晴らしかった。本文の、こういう色の使い方はややもするとうるさいというか、メリハリのない画面になってしまいそうなのだけど、そういう感じは全くなく、絵の魅力に引き込まれるばかり。早く次の絵出てこないかなぁなどと思ってしまったw
明らかに続きありそうなので、とても期待しながら待ちたいと思います。

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