ベン・トー 9.5 箸休め 〜濃厚味わいベン・トー〜 /アサウラ,柴乃櫂人

従妹に奢我がいない世界線に何の価値があるというのか。しかしいない。何故だ。それはこの世界には何の価値もないことを意味するというのに……!
さて、『ベン・トー』箸休めももう三冊目。その濃ゆさはとどまることを知らないどころか、巻を重ねる毎に濃厚になってきており、サブタイトルの濃厚味わいベン・トーに全く嘘偽りのない内容。「嘘・大袈裟・紛らわしい」を掲げ日々戦うJAROも安心である。あのCMって最近見ないけどJAROってまだ機能してるの。広告ではないかもしれないけど、嘘で大袈裟で紛らわしいこと書いたりして利益受けとってる人とかサイトとかあると思うんですが。
全然関係ない話した。さて、そんな濃厚味わいな今回のベン・トー。通常シリーズにおけるアレな部分をさらに煮詰めたような濃縮物になっている。具体的には今巻の表紙にもなっている白粉と白梅、そして、いつものことといえばいつものことだがw、佐藤と奢我。このペアについてのお話が前面に出てる印象。あ、でも槍水先輩の甘塩っぱい感じの過去もあったりしたか。なんともたまらん11章でした。
特に白粉と白梅のお話はたまらなかった。冷静に考えてみれば、何でもない話といえばそうなんですが、二人のキャラクターと関係性をよく感じられるお話で、読み終わった後にキマシタワーが建立されました。それにしても、アニメ放送の後ぐらいからか、白梅の可愛さと色気はうなぎ上りな気がする。9巻のアレとかたまらんかったですし。今回はそういうのは薄いですが、白梅のキャラがまた奥深くなったと思います。また、白粉の話の絡みで章の幕間的に『ANの5時の読書会』というコーナーが2ページほどで挿入されているのですが、これがまた濃ゆい内容でしたw
で、佐藤と奢我ですね。まぁ通常営業といえば通常営業なんですけども、それ故に。ですねw 佐藤爆発しろとはこのことで。「従妹だけど奢我だから関係ないよねっ」みたいなことですか。あああああああおれも奢我の従妹に生まれてええええええええ。今、人生で最大に自分の従妹のこと憎んでますね。お前ら何で奢我じゃねーんだ。……おい、やめろ、俺の同級生の友達と結婚するな。同級生がある日、いきなり親戚になるって知った時、凄く微妙な気分になったなぁ……。俺も早く結婚しようとは一欠片も思いませんでしたが、正月とか田舎に帰りたくないなーと思いましたね。つーか「結婚式見ると結婚したくなるよね」とか言う奴バカなの? 死ぬの? って思います。……何でこんな話になった。佐藤は奢我より早く結婚するか、いっそ奢我と結婚するんだ! そんなんいやだ俺が奢我と結婚するんだから……!
そして、濃厚味わいベン・トー柴乃さんのイラストもとてもパワーアップしております。やはり、コミカライズをやってる好影響ですよね。特に本文の挿絵に関してその好影響を強く感じます。
さて、短編集ながら、いつも通りというより、ある意味ではいつも以上に分量も中身も濃厚で、大変満足度の高い短編集でした。もう3冊目だけど、正直、これ箸休めになってないよね。こんな箸休め出てきたら困るわw

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

links

profile

search this site.

others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM