アークIX 1 死の天使/安井健太郎,緒方剛志

角川スニーカー文庫の『ラグナロク』の安井健太郎さんの新シリーズ、なんと講談社ラノベ文庫から始動。まぁ俺ラグナロクは読んでないんですが……それはさておき。
舞台となるのは、『失われた日』というモノによって世界の半分が、3000メートルにも及ぶ巨大な壁で分断された後、150年が経過した世界。壁の外の脅威は去らず、電波などを阻害する〈ノイズ〉や、人を人あらざるモノに変えてしまう〈変異〉など、異常事態は変わらずあるものの、ある程度社会としては回っている世界……雰囲気としては近未来SF的、かな。
主人公の紫堂縁は数少ない日本人の生き残りで、探偵的な何でも屋みたいなお仕事をしている青年。そして、ニンジャ! は、流行りを取り入れた的なことなのかしら……? まぁ日本人はみんな本気出したら忍者的部分があるからな!? 気をつけろよ、外国人。
さて、そんなニンジャ何でも屋な主人公が近未来SF的な世界で、胡散臭い依頼などをこなしながら己の目的と世界の謎に迫っていく、といったところでしょうか。ニンジャ×近未来SFという時点でなんともやはりワクワクしてしまいます。個人的に、序盤は若干、世界に入り込めない感じがありましたが、慣れてくると楽しく読めました。ニンジャな能力を存分に奮って戦う縁が変異した化物化した人間とか、戦闘ロボット化した人間との、異能バトルも楽しかったけど、個人的には戦闘ヘリや戦車とガシガシ戦うのがなんとも楽しかった。
しかし、スノードロップ……。読み終わった後に、花言葉を調べて驚いた。
緒方剛志さんのイラストもよかった。作品からなんとなく感じるアメコミ的な雰囲気が、緒方剛志さんのアメコミ風な感じに描かれたイラストがたまらなく合ってる。
そして、あとがきは冲方丁さん。
お話も面白かったけど、制作陣の豪華さも含めて満足感の高い作品でした。

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