六花の勇者 4/山形石雄,宮城

魔神が復活する時に現れる世界を救う力を持つという6人……六花の勇者、その集いし時に現れた勇者が7人だったことから始まる、ファンタジーにミステリ的な要素をブチ込んでスリリングに展開するライトノベル4巻目。

今回はアドレットの過去を踏まえ、アドレットとロロニアとの出会い、ドズー・テグネウ・カーグイックの因縁、そのテグネウの陰謀、ドズーたちの思惑、そして勿論六花の7人目への疑惑が絡みに絡んでドラマが展開される。勇者と凶魔と人間、いろんな感情と思惑がいろんな方向に向かいつつ交錯し、絡み合ってスリリングに物語が紡がれていくのは流石。読み進めるのが楽しくて仕方がなく、最後までページを繰る手が止められなくなる感覚にがっつり落とされる。
更に、今回出てきた、テグネウの切り札、黒の徒花。黒の徒花のこと自体が本格的に描かれるのは次巻ですが、この巻の展開とその最後のエピローグで、そのことがチラリと語られる『過ぎし日の夢』を読んだだけで、もう次巻が早く読みたくて読みたくて、次巻はよ、次巻はよの言葉が止められない。
読者は物語を俯瞰して見てるので状況に対する正解がわかってるわけで、だからこそこの巻は読んでいてやきもきするのだが、そのやきもきさせる絡んだ糸をただ解すのではなく、寧ろ絡んだ糸を活かした物語の紡ぎ方とでも言えばいいのか。その読み味がなんとも心地よい……とは言わずとも、だがそれがイイという不思議。
つーか、本当に何書いてもネタバレになりそうで怖いなぁ、このシリーズ。

次巻は、やはり、黒の徒花の話がメインになるのかな。そうなると、表紙はあの人になるんでしょうか……? 六花と7人目と黒の徒花、ドズーとテグネウとカーグイック、凶魔と魔神と人間、ああもう、先々がどうなるのか全くわからない、予想が全然つかない。まぁそうなると、結局、こうなる。
5巻はよ。

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