巡幸の半女神/新井円侍,こにしひろし

『シュガーダーク 埋められた闇と少女』で、第14回スニーカー大賞にて大賞を受賞した新井円侍さんの2冊目……が、何故か講談社ラノベ文庫から刊行。
続編にせよ、新作にせよ、2冊目が何故出ないのかと思ってたところに、講談社ラノベ文庫から新作が出るというのをネットで見たのが、たぶん今年に入ってから。シュガーダークは2009年12月刊。3年と半年待った。
何かしら理由があったのかもしれんけど、自レーベルの大賞を与えた作家やぞ……何でや、スニーカー文庫。

さて、新井円侍さんの2冊目となる『巡幸の半女神』、終末の世界を描いたファンタジー×巨大ロボットモノとなっております。
“神”からの攻撃を受け、人を襲う巨大な昆虫が世界を闊歩し、終末の局面を迎えた人類が希望を見出したのが巨大な人型のロボット・鎧巨人。“神”との直接対決に敗走した先でレウレッドが出会ったのは、不思議な力を持った少女・エウトリーネ。人と神の血を引く彼女との出会いから……といった感じのスタートライン。
スタートラインが終末のちょっと手前とかでなく、ほぼ人類の終末の局面からなので割と陰惨な世界観。漫画のベルセルクで言えば触の後くらいからな感じだ。なのに、そこまで血なまぐさく感じないのは、新井円侍さんの持ち味なのかな、と思う。シュガーダークでもそうだったけど、なんか作品の雰囲気に優しさを感じるというか。それが良かったり、悪かったりする場面はあると思うけど、個人的には好きです。
ただ、今回は、正直に言って、凄く「1巻!」という感じでした。「2巻もお約束できるとこまで書いておりますので、まずは安心してお楽しみいただければ」とのことなので、まぁそういう意味では安心はしておりますが、いやはやw
こにしひろしさんのイラストも迫力と存在感があってよかった。というか、鎧巨人、無茶苦茶かっこいいんですが。全身図がとても見たいです。

まぁそういうわけで楽しませて頂きましたが、まだまだまだまだこれからな感じがします。少なくとも、もう1冊、読みたいところです。

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